-地域志向・湘南キャンパス-『ものづくり体験教室』 を開催しました

2014年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費 採択課題
「市民工房Fab・Tokai設立プロジェクト」
(代表:落合 成行 東海大学工学部機械工学科准教授)

の活動報告です。


11/1(土)~11/3(月)湘南キャンパスにて


ものづくり体験教室


を開催しました。



主催:東海大学工学部機械工学科

講師:東海大学工学部機械工学科教員/機械工学科学生

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 この取組は、市民工房を学内に設置し、地域の子供たちをはじめとした多くの住民に先端的パーソナルモノづくりの場を提供することを目的としています。教育研究拠点である大学の特性を活かし、学内の研究者による最新モノづくり紹介や先端加工機・先端測定機器の利用法に関する講座およびその使用ができる市民工房を開設することで地域貢献を行うことを目指すものです。

 

本取組では11月1日から3日まで、湘南キャンパス12号館で「ものづくり体験教室」を開催しました。この催しは子どもたちをはじめとした地域住民に、大学の最新施設を使ったものづくりを通して地域貢献につなげることを目的としています。期間中は3日間で8回の教室を実施し、約150組の親子(約250名)が参加。教員の指導のもと、運営を学生や大学院生ら10名が担当しました。

 参加者は、最先端のレーザーカッターを使ったオリジナルキーホルダーづくりに挑戦しました。学生たちは、子どもたちが描いた思い思いのイラスト画をパソコンでデータ化して、レーザーカッターに送信。学生2名が機器を操作しながら、素材のプラスチックからキーホルダーの形をカッティングした後、プラスチックの表面にレーザーを当て、世界に一つしかないキーホルダーを完成させました。

 子どもたちは、「昨日も来たけれど満員だったので、今日ようやく参加できました。とても楽しかったです」「自分が描いたイラストがそのままの形で完成したので、驚きました」と目を輝かせていました。一緒に参加した保護者からは、「機械工学の最新施設や最先端の技術などを見学できて、ワクワクしました」などの感想が聞かれました。

 催しの運営を担当した中尚義さん(大学院工学研究科機械工学専攻2年次生)は、「パソコンに取り込む作業や実際に加工している様子など、ものづくりの過程を見てもらうことで機械工学科の雰囲気も知ってもらえることができたのではないかと思います。皆さんが笑顔で帰ってくださり、充実した3日間でした」と話しています。

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東海大学ニュース 工学部機械工学科が「ものづくり体験教室」を開催しました

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