-地域志向・熊本市-『収蔵コレクションは地域をつなぐ:佐藤武之「阿蘇・九州の野の花」コレクション』展 を開催します

2014年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費 採択課題
「収蔵コレクションは地域をつなぐ:佐藤武之「阿蘇・九州の野の花」コレクションと
三宅純男「世界の昆虫」コレクション」
(代表:阿部正喜 東海大学経営学部観光ビジネス学科教授)

の活動の一環として行われるイベントです。


2015/2/12(木)~2/22(日)公益財団法人島田美術館にて


収蔵コレクションは地域をつなぐ:佐藤武之「阿蘇・九州の野の花」コレクション展


を開催します。



主  催:To-Collaboプログラム「収蔵コレクションは地域をつなぐ」

展示案内
阿部正喜(経営学部観光ビジネス学科教授)
奥山甚一(経営学部観光ビジネス学科教授)
長野克也(農学部応用植物科学科教授)

 

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【日時】2015年2月12日(木)~22日(日)(火曜休館)
10:00~17:00
【場所】公益財団法人島田美術館 Webサイト
熊本県熊本市西区島崎4-5-28
TEL:096-352-4597
【入場料】無料

熊本地域の一般、特にシニアを対象に「素朴な自然のありのままの姿」から新しい発見を期待します。
阿蘇・くじゅう国立公園を中心に自然公園指導員としてご活躍された故佐藤武之氏のスライド写真5万枚のコレクション(東海大学経営学部観光ビジネス学科観光資源管理研究室収蔵)の中から厳選し「阿蘇の野の花」コレクション展を開催します。「阿蘇の野の花」からそれぞれが受け取るメッセージはどんなものでしょう。
東海大学の教員・学生と島田美術館学芸員が一体となって地域の記憶を未来へとつなぎ、新たな価値を創造することを目指します。さらには必須科目として構築される「地域理解」の教材づくりを行うとともに、地域連携プロジェクト実践科目の可能性を探ります。


【プロフィール】:佐藤武之 さとうたけゆき(1916~2006)
大正5年(1916)熊本市生まれ。昭和41年(1966)自衛隊を定年退職後、行政書士及び土地家屋調査士の資格を取得。測量の仕事に従事しながら空き時間を利用し、故郷の生物の住民登録を開始する(故郷に生活する全ての生き物を写真撮影し生息地と名前を登録)。撮影枚数は5万枚を超え、その間、高森町の河川でオオイタサンショウウオ、オオヨシキリを発見(1970)。越敷岳(高森町と大分県境にまたがる)でニホンカモシカの撮影に成功(1972)。高森町でレンプクソウの発見(1984)。オタカラコウの亜種として登録されたアソタカラコウの確認(1985)などの功績を残した。また、昭和56年(1981)から平成11年(1999)まで自作映画の上映と講演活動を行い、講演回数656回で来客数126,588人となった。

皆さまのご来場をお待ちしております。

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