生物観察会「五感を使って川を感じよう」を開催しました

2015年7月20日(月)、8月1日(土) 10:00~12:00


生物観察会「五感を使って川を感じよう」

が開催され、関係者、参加者合わせて35名が参加しました。

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2015年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費採択課題「世代間共生にむけた環境NPOとの連携による環境教育の実践と検討」(代表: 藤野 裕弘 教養学部人間環境学科自然環境課程教授)の活動の一環として行われたイベントです。

イントロダクション

まず、参加者に川のイメージについて挙げてもらい、引き続いて、今回観察する川と異なる川の映像や動画などを見て川について考えていただきました。
7月20日は河川に入ることが出来なかったため、「川のイメージ」については口頭で挙げるだけではなく、参加者それぞれシートに記述していただきました。また、簡易的に流速を測定し、当日の川の状態を目視で捉えるためのデモンストレーションを実施しました。

生物採取

2班に別れ、植物などの生物が生息しやすい場所と、何もない平坦な場所で生物採取を行いました。
投網にて魚とりが出来るNPO社会人会員の方にご協力いただき、魚の採取も行うことができました。

生物観察

採取した生物を観察しました。また、事前に運営側が上流部で採取した生物とも比較し、環境による生物の変化についても比較しながらの観察となりました。

observation of living thing

7月20日当日は晴天であったにも関わらず、前日の雨のため増水しており、川に入ることが出来ませんでした。このため参加者の保護者からは「何故入ることができないのか?」という質問もありました。安全のため川に入っての生物採取を実施できませんでしたが、十分に安全に配慮した上でその川の流れを体験させることも、子どもたちの勉強になったのではないかという意見もいただきました。
保護者の方々からは「来年も是非参加したいです!」とのお声もたくさんいただいており、保護者の方々も川に親しみをもっていただいた様子で、親子そろって観察会を楽しんでいただけたのではないでしょうか。


たくさんのご参加ありがとうございました。

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