– 大学推進・静岡市 – 「清水港 みなと色彩セミナー」が開催されました

2017年2月6日(月) 静岡市役所清水庁舎3階 ふれあいホールにて
 

清水港・みなと色彩計画創設25周年記念
「清水港 みなと色彩セミナー」

が開催され、海洋学部環境社会学科の学生5名が発表しました。

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 本セミナーでは、2016年度To-Collaboプログラム 大学推進プロジェクト 「観光イノベーション計画 地域観光事業」(代表:松本 亮三 観光学部観光学科 教授)の活動の一環として、学生が発表を行いました。

 本セミナーは、「清水港・みなと色彩計画」が創設から25年の節目を迎えることを記念して開催されたもの。地域と共に歩んできた色彩計画25年の歴史を振り返るとともに、協力企業による計画実施状況の報告や意見交換が行われました。また、色彩計画創設25周年を振り返り、「美しいみなと宣言」が上映されたほか、庁舎1階フロアでは、色彩計画に関するパネルも展示され、訪れた人々に向けて清水のみなと文化が発信されました。
 「地域とコラボ To-Collaboプロジェクト 東海大学学生研究報告」と題した発表では、上記課題の共同取組者で、色彩計画アドバイザー会議の座長を務める東 惠子教授(海洋学部環境社会学科)の指導のもと活動を行ってきた学生が、これまでの活動成果を発表しました。近藤 俊樹さん(4年次生)は「富士山世界遺産三保松原周辺の観光と安全性について― 社会実験からの考察 ―」をテーマとした研究について発表。昨年11月11日から27日まで、御穂神社周辺の歩道を試験的に拡げるなどして実施した社会実験「御穂神社・神の道・羽衣の松 門前にふさわしいみち 社会実験」で得られた成果にも触れました。発表に参加した他の4名の学生も、大勢の来場者を前に、地域活性化や地域資源の活用に関して行ってきた研究の報告を行いました。

 なお、学生発表者とテーマは以下の通りです。

地域とコラボ To-Collaboプロジェクト 東海大学学生研究報告
近藤 俊樹(海洋学部環境社会学科 4年次生)
「富士山世界遺産三保松原周辺の観光と安全性についてー社会実験からの考察ー」

木村 早希(海洋学部環境社会学科 4年次生)
「遊歩道の空間整備によるJR清水駅と清水港の周遊性向上」

小葉竹 伸(海洋学部環境社会学科 4年次生)
「清水港を拠点としたインバウンド観光ツーリズム体験型観光ツアー造成とマップ作成」

小澤 弘貴(海洋学部環境社会学科4年次生)
「清水港を拠点としたサイクルツーリズムによる地域活性化」

孝森 聡(海洋学部環境社会学科4年次生)
「漁業のまち焼津の地域資源を活用した地域活性化 ―焼津らしさを味わうまち歩き―」

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「清水港・みなと色彩計画」について
「清水港・みなと色彩計画」は、清水・みなと色彩計画推進協議会が1992年から産官学連携で自然景観と調和した美しい港の景観づくりを目標に活動しているもの。海洋学部では、東教授が同協議会の立ち上げから関わり、環境社会学科を中心とする学生たちも地域連携活動の一環として、色彩計画の取組みに協力しています。 

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