シンポジウム「シティズンシップ育成をめざす教育改革」を開催します

2017年11月27日(月) 17:00~
東海大学湘南校舎 Techno Cube(19号館)の1階Loungeにて

 
シンポジウム
「シティズンシップ育成をめざす教育改革」
― 東海大学におけるパブリック・アチーブメント型教育の挑戦 ―

を開催します。

171127 CITIZENSHIP symposium new
画像をクリックするとPDFでご覧いただけます。

 「パブリック・アチーブメント(PA)型教育」とは、若者が社会参加の経験をとおして民主主義社会における市民性(シティズンシップ)を獲得することを目指した教育実践を意味します。本シンポジウムは、本学が2018年度から教養教育を大幅に見直し、全学部のカリキュラムにこの「パブリック・アチーブメント(PA)型教育」を導入(医学部を除く)するのに先立ち、学内外の教育関係の皆さまに、シティズンシップ(市民性)を育むPA型教育について広く情報発信するものです。

  当日は、シティズンシップ教育に詳しい筑波大学人間系の唐木清志教授を講師にお招きし、「シティズンシップ教育の今」と題した基調講演を予定、シティズンシップ教育の意義について解説していただきます。また、本学現代教養センター所長の木村英樹からは、2018年度から全学的に導入するPA科目(現代教養科目・発展教養科目)についてご説明するほか、パネルディスカッションでは、専門教育の場においてすでに試行しているPA型教育を生かした実践的な授業について、本学の教員2名からご報告します。

  本学は、文部科学省の2013年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」において、本学独自の地域連携の取り組み「To-Collaboプログラム」が採択されたことを受け、これまで約5年間にわたってPA型教育を根底に置いた地域連携活動を積極的に推進してきました。2018年度に予定されている教養教育改革を柱とした本学のカリキュラム改訂は、こうした取り組みの集大成とも言えます。シティズンシップ教育に興味のある方、ならびに専門教育にPA型教育を活かしたいと考えられている方は奮ってご参加ください。

主催 / 後援

東海大学 現代教養センター/国際教育センター/教育支援センター/地域連携センター

開催日時

2017年11月27日(月) 17:00~18:45

会場

東海大学湘南校舎  Techno Cube(19号館)1階Lounge
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
詳しいアクセス方法についてはこちらをご覧ください。
(東海大学サイト「湘南キャンパス案内」へジャンプします)

プログラム

 1. 学長挨拶
 

東海大学学長 山田清志 

 2. 基調講演「シティズンシップ教育の今」
 

筑波大学人間系教授 唐木清志
〔プロフィール〕群馬県出身。筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。1995年より静岡大学に勤務、2003年に筑波大学へ異動、現在に至る。2007年博士(教育学)取得。専門は社会科教育、シティズンシップ教育、サービス・ラーニング。「社会参画」をテーマに研究を継続中。主著に『アメリカ公民教育におけるサービス・ラーニング』(東信堂 2010年)、『「公民的資質」とは何か』(東洋館出版社、2017年)、「社会科における主権者教育:政策に関する学習をどう構想するか」(日本教育学会『教育学研究』第84巻第2号)など。

 3. 科目解説「現代教養科目におけるPA型教育」
 

東海大学現代教養センター所長 木村英樹 

 4. 専門報告「PA型教育を活かした実践的授業」 
  パネリスト 東海大学健康科学部社会福祉学科准教授 稗田里香
    東海大学国際教育センター准教授 西川惠
  コメンテーター 筑波大学人間系教授 唐木清志
  司会進行 東海大学現代教養センター准教授 堀本麻由子
     
 5. 閉会挨拶 
  東海大学副学長 梶井龍太郎 

シンポジウムの様子は、代々木、高輪、清水、伊勢原、熊本、札幌の各キャンパスをテレビ会議システムでつないで配信します。

入場料

無料(申込不要)

お問合せ

東海大学地域連携センター
TEL:0463-50-2406


皆様のご参加をお待ちしております。

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