三宅純男「世界の昆虫」コレクション展

2015年度大学推進プロジェクト 「ライフ・プロデュース計画 大学開放事業」

三宅純男「世界の昆虫」コレクション展が開催されました

取組代表者

池村 明生 【教養学部芸術学科 教授】
(湘南校舎)

共同取組者

伊藤 明彦(国際文化学部デザイン文化学科 教授)、阿部 正喜(経営学部観光ビジネス学科 教授)

三宅純男「世界の昆虫」コレクション展が開催されました

2015年8月20日(木)から30日(日)まで、昨年度に引き続き、東海大学経営学部観光ビジネス学科観光資源管理研究室が保管する三宅純男「世界の昆虫」コレクション展を公益財団法人島田美術館(熊本市西区)で開催いたしました。

これは、2015年度To-Collaboプログラム大学推進プロジェクト「大学開放」(代表:池村 明生 東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程教授 共同取組者:阿部 正喜 東海大学経営学部観光ビジネス学科教授)の活動の一環として行われたイベントです。

会場では、幼稚園児や小学生を主な対象に、「素朴な自然のありのままの姿」から新しい発見や新たな価値の創造を目指して、「世界の昆虫」ドイツ箱107箱、約500種、約2000点の標本を展示しました。

さらには、昨年好評を得た「むし探し」ゲ-ムを親子で楽しんでいただき、昆虫標本が醸し出すデザインを色々な角度で見つめる機会を提供いたしました。これはレイチェル・カ-ソンのいう「センス・オブ・ワンダ-」を育むために、子どもと一緒に自然を探検し、子どもの発見や感動により傍らにいる大人たちが新たな発見や喜びに胸をときめかせるというコンセプトのもとに実施したもので、昆虫標本、展示ギャラリ-、さらには美術館からの自然が醸し出すデザインを贈り物としました。

開催中の来場者数は1960名と熊本市内外から多くの子ども連れのご家族をお迎えしました。熊本の新聞3社、ラジオ1社、テレビ4社に取材していただき、掲載・放送いただきました。2日目にはテレビによる4回の生中継が実施され、開催に協力した経営学部観光ビジネス学科の2年生・3年生15名の学生たちも勉強になったと振り返っていました。また、3日目には夜遅くまでかかり「むし探しゲーム」の難しかった箇所を修正して子どもたちに対応してくれました。

8月25日に台風15号が熊本県に上陸し、島田美術館も敷地内の大木が倒れるなど大きな被害を受けたのですが、スタッフのご尽力で翌26日には開館に漕ぎつけていただきました。島田有子さんをはじめとする島田美術館のスタッフの方々にこの場をかりて感謝申し上げます。台風の影響で来場者数が落ち込む日もありましたが、最終の土曜日・日曜日には多くの来場者をお迎えすることができました。大学の教員・学生、島田美術館のスタッフ、三宅純男さんが一丸となって無事終了することができました。

来場者からは、以下のようなコメントが寄せられました。「小学生の息子が、昆虫が大好きなので遠方からやってきました。とても興奮気味です。」 「昨年来て、見てまわるだけと思ったらむし探しゲ-ムをしながら見てまわれて楽しかったので今年も来ました。来年も楽しみにしています。」 「美しい色々な昆虫を見るのは楽しくて仕方ありません。自然の造形色彩の組み合わせなど参考になるものがたくさんあります。」

関連ページ:トコラボニュース【三宅純男「世界の昆虫」コレクション展が開催されました】

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  • 取組テーマ:大学開放
  • 対象者  :こども