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2016年度大学推進プロジェクト 「エコ・コンシャス計画 環境保全事業」

小学生を対象とした出前授業が行われました

取組代表者

藤野 裕弘 【教養学部人間環境学科 教授】
(湘南校舎)

共同取組者

室田 憲一(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、北野 忠(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、小栗 和也(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、藤吉 正明(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、岩本 泰(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、松本 晃一(伊勢原研究推進部伊勢原研究支援課 職員・NPO法人地域環境ネットワーク)、新倉 啓(付属静岡翔洋小学校教諭)、日比 慶久(教養学部人間環境学科自然環境課程)、竹中 万紀子(生物学部生物学科 准教授)、竹中 践(生物学部生物学科 教授)、河合 久仁子(生物学部生物学科 准教授)、千賀 康弘(海洋学部海洋地球学科 教授)、舟尾 隆(清水教学課 職員)、村田 浩平(農学部応用植物学科 准教授)

小学生を対象とした出前授業が行われました

2016年6月28日(火) 東海大学付属静岡翔洋小学校にて、小学生を対象とした出前授業が行われ、同小学校の科学クラブに所属する児童ら32名が参加しました。

東海大学付属静岡翔洋小学校の科学クラブに所属する児童(高学年:4年生~6年生)を対象に、身近に生息していながら、なかなか実際に見ることがない生き物の生態や形態、その生物特有の特徴についてより深く知ってもらおうと出前授業を実施しました。
 直接見て、聞いて、触れることにより、どのような生き物であるのかを知ると同時に、いくつかの質問を投げかけることで、さらなる観察を促がし、それに対する児童自らの解答を導き出させるという授業のプロセスを通して、自分自身で考えることの楽しさをより知ってもらうことを目的としています。これから中学・高校・大学へとステップを踏んでいくであろう子どもたち。各段階で、何に興味を抱き、関心があるのかを自分自身に問いかける機会は、必ず出てくると考えられます。また、大きな謎解きともいえる研究活動には、幼いときに味わった楽しさや好奇心が大いに関わるものです。今回の出前授業は、児童らが抱く楽しさや好奇心にスポットを当て、その醸成に努め、環境保全事業がサブテーマに掲げる「環境保全社会に向けた次世代育成」の一端を担うものでもあります。

 以下のような授業が組まれました。
座学
①タツノオトシゴとは(名前の由来や分類などについて)
②タツノオトシゴの生態・分布(日本近海7種の説明)
観察
①説明した7種のタツノオトシゴの写真をもとに、水槽にはいっているものの種類を考えてもらう。
②実際に、よく見て絵を描いてもらう。その後で解答を教える。(タツノオトシゴはハラビレがない魚)
③オス、メスの体の違いを説明。水槽の中のタツノオトシゴがどちらかを観察してもらう。
 など
検討
①4グループに分かれ、各グループについた本学学生からのヒント等を参考にしながら、答えを求めてもらう。
②児童らがグループ内で多数決で答えを決めてしまわないよう、質問を投げかけながら求めた回答を見直してもらう。

 問いや質問の投げかけに対して、各グループについた学生に、児童のほうからたくさんの質問が挙がるなど、非常に興味をもった様子で、児童らの真剣な眼差しが印象的な出前授業となりました。小学校側からは「小学校だけでは決して行うことができない授業でしたので、大学からのお力をいただき大変助かりました。子どもたちも種の多様性を感じ、生物への関心を深められたと思います。」とのコメントをいただきました。
 今後は、「海岸の浸食問題」「地層による水の浄化」「深海に生息する生物(グソクムシ)」などのテーマで、2ヶ月に1回の頻度で出前授業を開催していく予定。今回の出前授業で講師を務めた日比 慶久講師(教養学部人間環境学科自然環境課程講師)は「今後は、児童らが飼育しているような生き物とは異なり、普段なかなか見る機会のない駿河湾に生息する節足動物の類を小学校に提供することにより、生物への関心をさらに深められるよう出前授業を進めると同時に、地域環境についても理解を深めてもらえるような体験型教育を実施していければと思います。」と話しています。

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  • 取組テーマ:環境保全
  • 対象者  :こども, 教職員, 学⽣
  • 連携自治体:札幌市南区、伊勢原市、平塚市、秦野市、清水市、南阿蘇村