この催しは、ものつくりを通して理科教育に関心を持ってもらうことを目的に、地域の小学生を対象として昨年より開催されているものです。今回は平塚市在学の小学5・6年生が対象です。
教室は両日とも同じ内容で、
(A)ぶんぶんゴマ発電機の作成…ぶんぶんゴマと発電機を組み立ててLDEライトを点灯させる。
(B)工作機械でキーホルダー作成…旋盤等の工作機械操作と刻印を通じてキーホルダーを作成する。
の2企画に分かれて実施されました。両日とも元気な親子が集合し、子どもたちは真剣な表情で職員の説明に聞き入り、指導に従って作品を完成させていました。
参加した子どもたちは、「電気ができるのは、不思議で面白かった。コマを作るより、ぶんぶんゴマを回すほうが難しかった」「機械でねじを作るのは緊張したが、楽しかった。何回もナットが割れてしまったけど、最後に完成できてうれしい」「自分で工夫したようにボルトを削れたので、とても面白かった。来年も参加してみたい」と目を輝かせていました。
一緒に工作に参加した保護者からは、「工作機械に触れる機会はないので、親子ともに貴重で楽しい体験でした」「最新の大学施設を見学できて、興味深かったです」などの感想が聞かれました。
催しを企画した技術支援課では、「今後は提供する分野を広めるとともに、他の地区にも公募して、より多くの小学生にものつくりの楽しさを知ってほしいと考えています」としています。
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