To-Collaboプログラムの研究計画

研究計画の目標

4計画8事業をテーマに総合大学を拠点とする地域連携研究の新たな価値とスタイルを構築

本学の創立者松前重義博士は「大学で生まれた知は社会に還元されるべきである」という理念を持っていました。これまでもその理念のもと、全国の各校舎に研究支援部署を配置し、それぞれの地区の特徴に応じた地域密着型の産官学連携活動を行ってきました。それらの研究活動の中には学部・校舎複合型のものも多くあり、その成果を社会に還元してきました。

To-Collabo プログラムでは、以下のような全国の共通課題を抽出し、その課題を解決するために、4計画8事業を展開しています。この事業を推進するため、学内にある学部・研究科・研究所・センター等の研究(シーズ)と地域の課題(ニーズ)をマッチングさせる地域コーディネーターを配置し、一つの地域における課題に対して総合大学の知・人・力をフレキシブルに連繋させて、解決に向けた研究活動を積極的に行っていきます。

共有課題1:地域の生活を充実させる

  • 地域商店街の利用者減少
  • 震災・災害の対応
  • 地場産業の育成、地産地消の奨励
  • 伝統行事における人材不足

計画1
地域デザイン計画

事業1 安心安全
事業2 ブランド創造

共有課題2:多世代の交流を促進する

  • 少子高齢化による地域コミュニティの空洞化
  • 家族レクリエーションの減少
  • 地域スポーツの世代間交流
  • 生涯学習の場づくり

計画2
ライフステージ・プロデュース計画

事業1 大学開放
事業2 スポーツ健康

共有課題3:地域の魅力を発信する

  • 観光資源の発掘と見直し
  • 地域ブランド確立による産業の活性化
  • 郷土芸能に関する情報発信および参加者獲得
  • 特産物の開発・研究

計画3
観光イノベーション計画

事業1 地域観光
事業2 文化・芸術

共有課題4:自然環境を守る

  • 太陽光発電、熱回収、バイオマスなどエネルギーハーベスト技術の研究
  • 動植物保護や地域清掃による自然資源の保全
  • 5R などの環境啓発活動の推進
  • 自然環境を利用したエコツーリズムの提案

計画4
エコ・コンシャス計画

事業1 エネルギーハーベスト
事業2 環境保全

これまでの成果や実績

To-Collaboプログラムによりさらに発展

研究発表の様子
研究発表の様子
エコ・コンシャス計画に基づく自然保護活動
エコ・コンシャス計画に基づく
自然保護活動
地域ブランドによる商品開発
地域ブランドによる商品開発