-地域志向・湘南キャンパス-講演会『学ぶことは感動すること ~シュタイナー教育とは~』を開催しました

2014年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費 採択課題
「湘南キャンパスを開放した多文化保育・子育て支援活動」
(代表:小貫大輔 東海大学教養学部国際学科教授)

の活動報告です。


11/26(水)湘南キャンパス松前記念館講堂にて


講演会『学ぶことは感動すること ~シュタイナー教育とは~』


を開催しました。



講師:大村祐子 さん(幼児教育者)

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 この取組は、多様な国からの留学生を受け入れ、様々な文化に対応するための具体的なノウハウを蓄積してきた本学ならではの、多文化に対応した「親子保育・子育て教室」を開催するというものです。また、湘南キャンパス内の教室や豊かな自然を利用して、本学関係者のみならず近隣の市町村にお住まいの外国人・日本人のご家庭にも開放することで地域の国際化に貢献することを目的としています。対象は本学の教職員・学生・留学生および平塚・秦野・伊勢原・大磯在住の方とその子ども(1歳~6歳)です。

 
松前記念会館講堂で、「学ぶことは感動すること」のタイトルでシュタイナー教育に関する講演会を開催しました。幼児教育の専門家である金井菜穂さんによる託児も提供して、小さなお子さんのいる家庭の方も参加できるようにしました。講演会の後には「子育て相談会」として、コーヒーを飲みながら講師の方を囲んで様々な語り合いの会を3時間ほど続けました。

会には近隣の住民およそ10名と、その他の一般参加者およそ10名、子どものいる教職員とその家族5名、学生が20名弱の、計50名ほどが参加しました。「子育て相談会」には、子どもの教育に関心のある一般参加者や、将来の就職に保育士を考えている学生など7名が参加しました。

普段の親子保育の会ではシュタイナー教育をベースとした保育活動をしていますが、その教育の仕方の背景となる考え方について詳しくお話をうかがった後に、参加者自らの関心について語り合い、相談に載ってもらう機会が持てて有意義な会となりました。

参加者からは
「教育というものに対する自らの姿勢について振り返る機会となかった」(教員)
「シュタイナー教育について以前から関心があったが、続けて勉強していく会ができるとうれしいと思う」(近隣住民)
「めったにない貴重な時間だった。」(一般参加者)
「シュタイナー教育ははじめて聞いたので、ずいぶん深い考えがあるんだとわかった」(学生)
等の声が聞かれました。

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