-地域連携講座-「大山門前町の歴史的景観と御師住宅」を開催しました

2015年5月19日(火) 東海大学サテライトオフィスにて


地域連携講座「大山門前町の歴史的景観と御師住宅」


を開講しました。

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講師:小沢 朝江(東海大学工学部建築学科教授)

小沢先生は、日本建築史・近代建築史のうち特に住宅史がご専門で、各地の歴史的建造物の調査や復元、その保存管理や景観策定にも携わっておられます。今回の講座では、大山信仰の歴史と講(こう:信仰を持つ人々の結社)の結成を促しお世話をする御師(おし・先導師)とその住宅について解説されました。江戸後期には141名いた御師とその住いであり講の人々のための宿でもある住宅は参詣道沿いに48軒が存続している。登山客の方が参詣者より多数派となった現在でも、大山が信仰の場であることが忘れられてしまわぬよう、大山門前町の歴史と魅力を住人・外来者と一体で考え、国の重要文化的景観への選定などの策を講じて動態資産として保護する必要があるのではとのお話しを受講者の皆さんも熱心に聴講されていました。

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