2015年7月16日(木) 東海大学サテライトオフィス地域交流センターにて
第1回「地域の課題を考えよう!フリー・スペース」
が開催され、24名(教職員、学生、地域・行政の方)が参加しました。
地域の課題を本学学生、教職員、地域・行政の人が共に考える自由な話し合いの場として「フリー・スペース」を創設しました。学生がより地域を理解するとともに、地域との連携に関心をもつこと、また最終的には地域との連携活動やパブリックアチーブメント型教育の活動の場につなげることを目的としています。
第1回目の開催となった今回は「地域防災」をテーマに、本学チャレンジセンターの堀本麻由子准教授がファシリテーターを務め、ワールドカフェ方式という会話手法を用いて話し合いが進められました。
まず、ワールドカフェ方式を用いた話し合いの進め方を学び、「地域防災に強い街とはどんな街?」という問いに対して、5~6名のグループにわかれ、各グループのリーダーが中心となり、模造紙や付箋にカラーペンで書き込みながら意見を出し合いました。
次に、リーダーを席に残すかたちでメンバーが別グループのテーブルへ移動し、それぞれのグループで出た意見を紹介し合いながら、アイディアの新しいつながりを探していきました。
そして、もとのグループに戻って他のグループから得た意見を共有し、意見をまとめ上げ、最後に各グループが模造紙を見せながら発表を行いました。
グループのメンバー編成は、学生、教職員、地域・行政の方々が入り混じったもので、様々な立場からの意見が飛び交い、参加した学生らは興味深げに意見に聞き入り、積極的に質問もしていました。
フリー・スペース終了後には、学生と地域・行政の方が名刺交換をする姿や、地域について活発に意見交換する姿が見受けられました。
参加してくださった秦野市自治会長高橋氏は、「“住民は東海大学生といかに連携するか”について、自治会や地域住民も参加して話し合いたい」と述べられ、また平塚市災害対策課の猪俣氏からも学生に向けてコメントをいただきました。今後のフリー・スペースの展開につながるご意見もたくさんいただくことができました。
次回の開催は10月頃を予定しております。
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