2016年6月25日(土)　東海大学サテライトオフィスにて

地域連携講座
シリーズ「ロシアの人々と社会」
第1回「多民族国家ロシア ～ロシア人という民族～」

を開催しました。

講師：山下 万里子　(東海大学名誉教授・日本対外文化協会理事)　

　講師の山下先生は、東海大学がモスクワ大学と留学生の交換協定を1973年に締結して以来モスクワ大学からの多数の留学生の指導に当られ、日露両国間の交流に多大な貢献をされてこられました。今回は、ソ連時代とロシア時代の実際の社会･文化に精通される山下先生の解説によるシリーズ「ロシアの人々と社会」の第１回目の開講となりました。「多民族国家ロシア～ロシア人という民族～」と題して、帝政ロシア以前からソ連邦時代、さらに現在のロシア連邦へと続く歴史の流れに即しながら、ロシア民族の特性について分かり易い解説がなされました。先生のパワフルな論述ぶりに受講者の皆様は圧倒されながらも、真剣に耳を傾けていました。 エリツイン元大統領の通訳をされた際の裏話など興味深い話も披露され、受講者の皆様からは、「経験豊かな先生のお話が大変面白く参考になりました。次回も楽しみです」などの声が寄せられました。

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