2017年3月18日(土) 東海大学サテライトオフィスにて
を開催しました。
講師:レ グェット ミンさん
今回の講師を務めてくださったミンさんは本学教養学部芸術学科でグラフィックデザインを学んでいる1年生です。講座はベトナムの地理、観光地の紹介からスタート。次々に映し出される画像はミンさが実際に撮った写真とばかり。また、ベトナムの世界遺産ハロン湾で撮影された新作映画キングコング予告編の動画も紹介され、ハロン湾の迫力ある絶景に受講者のみなさんは見入っていました。
ベトナムの食べ物と料理に話が移ると、豊富な食材が並ぶ賑やかなマーケットや屋台、山積のフランスパンの写真など、ベトナムならではの風景を映しながら「ベトナムはフランスの植民地だったのでパンがすごく美味しいです。屋台は安くて美味しい物が一杯あります」と紹介。ベトナム訪問中のオバマ大統領が屋台で食事をしている様子とともに「ハノイ名物のブンチャー(つけ麺)で6ドルのディナーだったそうです。ベトナムではフォー(米粉の麺)は音を立てて食べるのはタブーで失礼だと考えられ、麺は音を立てて食べる日本と逆なのです」と、ベトナムと日本の文化の違いにも触れました。
民族衣装のアオザイは「長い衣」という意味で、ミンさんの高校の制服は純白のアオザイだったそう。その制服姿のミンさんの写真に、会場からは「素敵!」「可愛いわね」などうっとりとした声があがりました。
後半では、『ベトナムではバイクの事を日本のある車名で呼びます。なんて呼ぶのでしょうか?(正解:ホンダ)』など、日本との関係性もうかがえる内容のクイズタイムが設けられました。ミンさんは正解者に木彫人形の置物を賞品として用意してくださり、クイズタイムも大いに盛り上がりました。
ミンさんは得意の日本語も活かして大学卒業後は日本で働きたいそう。また「他の国にも行ってみたい」と将来の希望も語ってくれました。受講者の皆さんからは、「クイズやじゃんけんなどユニークで楽しい講座でした」「クイズでは賞品までいただき楽しくベトナムを学べました」「ベトナムは本当に美しい国だと思います。旅をしに行きたいです」などの感想が寄せられました。