-地域連携講座-「駅前研究室へようこそ!」で学生が講師を務めました

2017年5月8日(月) TOKAIクロスクエアにて

地域連携講座
「駅前研究室へようこそ!」


が開催されました。

駅前研究室 画像

講師
岡田 佑、沖 大介、渡邉 庸介、永嶋 涼、村山 純一/宮澤 俊(司会進行)
(本学政治経済学部経営学科4年次生)

 政治経済学部経営学科の岩谷昌樹教授の研究室に所属する4年次生6名が講師を務めました。岩谷教授の研究室では、10年ほど前から学生のプレゼンテーション力を高める取り組み「ゼミワングランプリ」を実施しており、毎週4名ずつ、国内外の企業について調査した結果を発表。学生同士の投票によって順位をつけ、上位入賞者が昨年度から年2回、本学の教員らがそれぞれの研究などを紹介する「駅前研究室へようこそ!」の講師を務めています。今回は、2016年度秋学期で上位に入った岡田佑さん、沖大介さん、渡邉庸介さん、永嶋涼さん、村山純一さん、宮澤俊さんが登壇しました。

 当日は宮澤さんが司会を務め、「Best Global Brands 2016」にランクインしている「ケロッグ」「IKEA」「adidas」「ルイ・ヴィトン」「HONDA」について、「なぜそのブランドが強いのか・価値があるのか?」を研究した成果を市民や学生らを前に一人ずつ発表しました。沖さんは、「IKEAはテーマパークのような時間消費型の店舗づくりと、商品の形・機能・品質・持続可能性・低価格にこだわっています。フルタイム・パートタイムを区別せず“同一労働・同一賃金”を適用し、すべての従業員に正社員の待遇を保障したことで離職率が低下しました。一方で、人件費増加という課題も抱えています」と説明しました。ルイ・ヴィトンについて説明した永嶋さんは、「多くのブランドでは、幅広い世代に利用してもらうために安価なセカンドラインを販売しますが、ヴィトンはそれをせず、セールやアウトレットでの販売もしない(下方伸長しない)ことで価値を守っています」と話し、他ブランドとも比較しながら強みを語りました。

 岩谷教授は、「今回の発表で高校時代の写真を交えて自己紹介した学生のプレゼンに笑いが起きたように、相手の心をつかむことが大切です。地域の方々やほかの学生の前で発表することはいい経験になったと思います。11月には3年次生の発表を予定しているので、先輩たちの発表から学んだことを生かして頑張ってほしい」と語りました。ゼミ長の宮澤さんは、「普段のゼミでは学生同士で発表しあうので、世代の違う人に対してプレゼンするのは新鮮であり、どう伝えればいいか考えることは新たな発見につながりました。ゼミでの勉強を通して、社会に出てからも生かせる経験ができたと思います」と話しています。

クロスクエア 画像

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