2017年8月3日(木)／4日（金） TOKAIクロスクエアにて

地域連携講座
「世界にひとつだけの本を作ろう！」

を開講しました。

講師　
東海大学中央図書館職員

　本学の中央図書館職員が講師を務めた本作りの講座。小学生を対象に開催し夏休み恒例となりつつある本講座は、今年で4年目となり、昨年からのリピーターの方も参加されました。今回は「世界にひとつだけの本を作ろう！」と題して角背上製本（ハードカバーづくり）の体験が行われました。8月3日・4日の2日間にわたり、合計37名の小学生が受講し、終始賑やかな講座となりました。

　難易度の高い作業もあったようですが、実際に手本を見せながらの丁寧な職員の指導のおかげで、始めは戸惑っていた子どもたちも楽しく取り組めたようでした。表紙と板紙を糊で貼り合せる作業では、表紙がシワになりやすく悪戦苦闘するも、自分たちで作った表紙と板紙をなんとかひとつに組み合わせようと真剣な眼差しで作業に取り組み子どもたちの姿がとても印象的でした。だんだん本の形の全貌が見えてくると「日記をつけようか、シール手帳にしようか」など、完成目前の本を手に、どう使おうかと子どもたちの間には自然に会話が生まれてしました。世界にひとつだけの自分の本が完成していく工程を楽しんでいる様子でした。初めて作った本の出来映えに納得がいかず「もっと上手に作くれるようになりたい！」と本作りにさらに興味を持った嬉しい声が聞かれました。

　また、会場には飛び出す絵本や巻物、図鑑など本学中央図書館が所蔵するユニークな本や資料が展示されました。講座の合間の休憩時間には、展示された珍しい本を手にとり熱心に観賞する一幕も。また講座の最後には、本学が育成する4つの力（「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」）のイメージキャラクターであるリッキーが登場し、記念撮影が行なわれました。

　受講者の皆さんからは、「普段本を作る機会はないので面白かった。家でも作ってみたい」「去年も参加したが、内容が変わっていたので今回も楽しめた」「来年もまた参加したい」などの声が寄せられました。夏休みの楽しい思い出のひとつになったようです。

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