「学前夕暮れシアター」第6回を開催しました

2017年10月19日(木) TOKAIクロスクエアにて
 

「学前夕暮れシアター」

の今年度第6回を開催しました。

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主催:東海大学文学部広報メディア学科水島研究室

上映作品:「うまれる」

 文学部広報メディア学科の水島久光教授の研究室に所属する学生たちが主体となり、月に一度開催している「学前夕暮れシアター」。今回、第6回が10月19日(木)に開催されました。
 今回の上映作品『うまれる』(2014年)は、DVD化はせず、「地域を超える!人がつながる!」をコンセプトに自主上映会の開催を推進しており、現在までにおよそ70万人を動員している作品です。当日はあいにくの雨でしたが、地域の方や学生など約20名が来場しました。

 本作品は、出産、死産、不妊、障がいなど、「うまれる」ことを幅広く捉え、4組の家族を2年間にわたり追い続けたドキュメンタリー映画です。「両親の不仲や、幼い頃に母親から受けた虐待の経験により親になることを戸惑う夫婦」「18トリソミーという完治しない障がいを持つ子を育てる夫婦」「出産予定日に我が子を死産で失った夫婦」「9年間不妊治療を受けた末、子どものいない人生を受け入れた夫婦」。それぞれの家族に起こる様々な出来事と心境の変化が描き出されています。

 上映後には、本作にコメンテーターとして出演しているバースコーディネーターの大葉ナナコさんをゲストに向かえ、水島教授、本作を選定した学生の3名でトークイベントが開催されました。大葉さんご自身も5人のお子さんの出産を経験した母親のひとりということで、来場者の方からは、育児の悩みや体験談について様々な質問が挙がりました。また、『うまれる』の関連映画『ずっと、いっしょ』の上映会開催を熱望する声が多く寄せられました。

 月に一度開催している学前夕暮れシアターは、入場無料でどなたでもご覧いただけます。お誘い合わせのうえ、ご来場ください。

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