地域連携講座「2017 ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ参戦報告」を開講しました

2017年12月13日(水) TOKAIクロスクエアにて

地域連携講座
「2017 ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ参戦報告」

を開講しました。

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講  師

木村 英樹(ソーラーカーチーム総監督/工学部電気電子工学科教授/現代教養センター所長)

 本学のソーラーカーチームは、「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」に参戦し、見事4位入賞を果たしました。今回は、ソーラーカーチーム総監督である木村英樹先生をお招きし、同大会の参戦報告会を開催。地域の方々や学生が受講しました。

 まず、「ソーラーカーチームは、建学50周年に記念事業として開始し、25年以上の歴史を持っています」とソーラーカーの歴史や木村先生が総監督に就任するまでの経緯が紹介されました。続いて、ソーラーカーの研究・開発が日用製品等に活かされ、普段の私たちの生活に大きく貢献していることや、それらの技術によって生まれた応用製品について説明がなされました。木村先生はソーラーカーの省エネルギー性について「現在のソーラーカーは人間が座っているときに使うエネルギーよりも省エネルギーで動く」と語ると、来場者からは驚きの声があがりました。
 大会については、高容量リチウムイオン電池などのソーラーカーに使用している部品は入念な試験を行い安全性を確保していることや、現地で自炊するための食品の買出しにも苦労するなど、ちょっとした面白エピソードを交えて解説がなされました。また、来場していたソーラーカーチームの学生からも実体験に基づいた話があり、大会に挑むまでの苦労が垣間見えました。
 最後には質問コーナーが設けられ、受講者と講師との距離を感じさせない講座となりました。

 総監督である木村先生から、ソーラーカーの仕組みや大会の裏話まで、ソーラーカーにまつわる貴重なお話を聞くことができ、受講者からは、「裏話が聞けてとても興味深かった」などの感想が寄せられました。

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