2017年11月11日・25日、12月9日、2018年1月20日の各土曜日 TOKAIクロスクエアにて
地域連携講座
「認知症サポーター養成講座」
を開講しました。
主 催 東海大学教養学部人間環境学科 堀研究室
講 師 本学教養学部学生(キャラバンメイト有資格者)
本講座は、認知症に関する正しい知識と対処のポイントを地域住民のみなさんに学生がかわりやすく解説し、認知症患者の良き理解者である「認知症サポーター」を養成することを目的としています。昨年度に引き続き、2017年11月〜2018年1月にかけて同じ内容の講座を計4回開講しました。
DVD上映も交えた各回約90分の本講座では、キャラバンメイトの研修を終了した本学教養学部の学生が講師となり、受講者に認知症のメカニズムの解説や認知症の方への正しい対応方法・支援の仕方を解説したほか、認知症の予防につながる食材や、予防に有効な運動である「コグニサイズ」の紹介をしました。
講座の最後には受講者全員で「コグニサイズ」を実践。コグニサイズとは、身体と脳を同時に使うことで、認知症の予防や改善をうながすプログラムです。脳の活動を活発にすることが目的とされており、少々難しい課題のほうが脳にとってはよいそうです。
今回実践したコグニサイズは、受講者全員で輪になり、数字の30から1を声に出しながら両手を振って足踏みをする運動や、童謡「あんたがたどこさ」を歌いながら、歌詞の「さ」に合わせて手を1回叩くというもの。簡単そうにみえて実際にやってみると意外に難しく、皆さん苦戦しながらも和気あいあいと取り組まれていました。
講師の学生と受講者の皆さんとの世代を超えた交流ができるのもこの講座の魅力のひとつです。講座を通じた学生とのコミュニケーションは、受講者の方々にとっても新鮮に感じられたのか、笑顔が絶えない講座となりました。また、毎回幅広い年齢層の方々が受講し、受講者の皆さんからは「大変よかった」「仕事内で役に立つと思う」「学生が所属する研究室がこのような取り組みをしている事に心強さを感じた」など様々な声が寄せられ、認知症への理解を深めることができたようです。
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