2018年1月12日(金) TOKAIクロスクエアにて
地域連携イベント
「エジプト×日本 古代エジプトの紙で書き初めをしよう!」
を開講しました。
主 催 東海大学チャレンジセンターユニークプロジェクト Egyptian Project学生
今回の地域連携イベントは、東海大学所蔵の古代エジプト・中近東のコレクションの整理、修復活動を行う、チャレンジセンターユニークプロジェクト「Egyptian Project」の学生が主催。年が明けてひとつめのイベントということで、古代エジプトで使用されていた紙で、パピルスという植物で作られた「パピルス紙」に、古代エジプトの文字である象形文字「ヒエログリフ」を用いてインクで書き初めをするワークショップが開催されました。当日は7名の方が参加し、終始にぎわいの絶えませんでした。
まず、古代エジプトに関する簡単な講義が行われました。エジプトの歴史やヒエログリフの文字のつくり、それぞれの文字が表現していることなどについて解説がありました。
エジプトやヒエログリフについて理解を深めたところで、いよいよ書き初めに移りました。50音順に並べられたヒエログリフから書きたい言葉を選ぶ、もしくは、おめでたい言葉を意味する文章をそれぞれが選んで書き初めを行いました。人間のパーツや鳥をモチーフにした複雑な形の文字が多く、参加者は真剣な表情で書き写していました。
また、書き初めの後には、消しゴムを材料とした落款(らっかん)づくりも体験。手作りした落款を書き初めの仕上げに押して完成となった書き初めは、まるでアート作品のようにどれも見応えがあるものになりました。最後に、学生の手によって丁寧に包まれた作品が、参加者に手渡され、皆さんとても満足げな表情でクロスクエアを後にしました。
参加者からは「なかなか経験できない楽しい経験でした」「学生さんたちと久しぶりに接することができとても有意義な時間となりました」などの声が寄せられ、学生が企画したユニークな内容ばかりか学生との交流も楽しんでいただくことができました。
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