2018年4月19日(木) TOKAIクロスクエアにて
「学前夕暮れシアター」
の今年度第1回を開催しました。
主 催:東海大学文化社会学部広報メディア学科水島研究室
上映作品:「あしたになれば。」
文化社会学部広報メディア学科の水島久光教授の研究室に所属する学生たちが主体となり、月に一度開催している「学前夕暮れシアター」。今年度第1回が4月19日(木)に開催されました。地域の方や学生16名が参加し、「あしたになれば。」(2015年)が上映されました。今年度最初の上映会ということで、まず水島先生より「地域の方々に支えられ今年度で3年目になりました。研究室に3年生が新たに加わり、選定作品の幅も広がるのではと期待しています」と来場者へ挨拶がありました。
今回の上映作品は、大阪府南東部に位置する南河内のぶどう畑に囲まれた自然豊かな郊外を舞台に高校生の夏休みの出来事が描かれています。高校2年生の大介は、夏の甲子園予選に負けてしまったことが原因で野球部から足が遠ざかり、暇を持て余していました。そんな時、友人の元や健二、昭吾、そして隣の女子高に通う美希と玉子の6人で、地元の町おこしのための「南河内ふるさとグルメコンテスト」に出場することになります。始めは乗り気でなかった大介たちでしたが、徐々に料理の奥深さに夢中になっていきます。6人の中で生まれる恋心や喧嘩、それぞれが抱える悩みの中で紆余曲折ありながらも、コンテストを通じて家族・仲間・ふるさとなど、大切なものに気づいていく青春ストーリーです。
上映後には、三原光尋監督からのビデオメッセージが上映されました。この映画は、大阪の羽曳野市・藤井寺市・太子町が「シネマプロジェクト」として映画製作の支援やロケ地の提供を行って製作された作品で、地域の方々とのコミュニケーションや協力を大切に撮影されたことなどが語られました。
また、恒例となっている上映後のトークセッションでは水島先生と本作を選定した学生が来場者を交えて意見交換をしました。水島先生は「青春ストーリーである一方、地方の暮らしや地域性を垣間みることができる作品でした」と語りました。
月に一度開催している学前夕暮れシアターは、入場無料でどなたでもご覧いただけます。次回の上映会は5月17日(木)に開催いたします。上映作品などは決まり次第、TOKAIクロスクエアのWEBページにてお知らせいたします。皆さまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。
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