学前夕暮れシアターは「ここではない、どこかと映像でつながる」をテーマに、映画の鑑賞を通じて地域住民と本学の教職員・学生が対話的関係を深めることを目的に、2016年度から定期的に開催してまいりました。多くの方に楽しんでいただいておりましたが、TOKAIクロスクエア閉鎖に伴い、今年度をもって終了することとなりました。今回は番外編として、『まだ見ぬまちへ～石巻・小さなコミュニティの物語～』を上映します。

地震と津波で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市門脇・南浜・雲雀野地区の「人とコミュニティの再生」を6年半にわたって撮影したドキュメンタリー映画です。被災地に寄り添って暮らす10世帯23人の暮らしを丹念に追うとともに、震災前のこの町にはどんな暮らしがあったのか、住民たちの原風景としての町にも迫ります。

被災地の非常時のコミュニティ活動の記録であるとともに、常時の地域社会づくりにも通ずる普遍性をもった作品です。また、上映後には、青池憲司監督と水島久光教授による対談も実施の予定です。是非お越しください！

TOKAI クロスクエアは2004 年に開設した前身の東海大学サテライトオフィス以来、15年間の長きにわたって大学と地域とのコミュニケーション・スペースとして多くの方にご利用いただきましたが、2019年3月16日をもちまして閉室することとなりました。

そこで、地域の方々や大学関係者の皆さまへ感謝の意を込めて、過去2年間に行われた約65の催しや地域連携講座などを振り返る写真展を開催し、大学と地域との交流の軌跡を辿ります。会場ではお茶やお菓子をお供にご歓談できるスペースを設け、記念品もお渡しする予定です。

TOKAIクロスクエアでの最後のイベントとなりますので、是非ご来場ください。

※記念品はなくなり次第配付終了となります。
※本イベントの内容は都合により変更となる可能性がございます。その際は、随時TOKAI クロスクエアWEBページやトコラボシスターズFacebook、TOKAIクロスクエア掲示にて情報をお知らせいたします。