長野克也コレクション「世界のたね展」
が開催され、地域住民ら約920名が来場しました。
2016年度To-Collaboプログラム 大学推進プロジェクト「観光イノベーション計画 文化・芸術事業」(代表:篠原 聰 課程資格教育センター 准教授 共同取組者:阿部 正喜 経営学部観光ビジネス学科 教授、長野 克也 農学部応用植物科学科 教授)の活動の一環として行なわれたものです。
本イベントでは、本学農学部応用植物科学科植物遺伝資源学研究室が収蔵する、長野克也「世界のたね」コレクションから選んだ種子が展示され、経営学部や農学部の学生・教職員が一丸となり、熊本市西区に位置する(公財)島田美術館の島田有子さんを中心としたスタッフと協力して、自然がかもし出す「世界のたね」のデザインの魅力や秘められた力など驚くべき個性をお伝えするとともに、地域の記憶を未来へとつなぎ、新たな価値を創造することを目指し開催されました。地域住民や子どもたちでにぎわう中には、県内外から訪れた長野研究室や学芸員課程の卒業生の姿も多く見受けられました。
また、コレクタ-ト-クとして東海大学農学部長野克也教授による「はなしのネタはタネ」と題した講演を、9月11日(日)、17日(土)、18日(日)の3日間に各2回、計6回行いました。ト-クには計252名が参加し、来場者らは目で見て、耳で聞いて「素朴な自然のありのままの姿」を感じている様子でした。
事前の準備から当日の実施にいたるまでの活動に携わった学生たちも、「楽しく活動ができ、とても良い企画展となった」と感想を口々に話していました。長野教授も開催期間中、来場者に向けた丁寧な解説付きでギャラリ-に張り付き、好評を博しました。「展示は情報を多く表示せず、来訪者自身で興味を持ってもらい、疑問はスタッフに質問してもらう体制をとったことから、スタッフの学生の教育効果も得ることができました。ト-クはいずれも会場は満杯で充実した時間を持つことができました。」と長野教授は話しています。
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