2016年9月30日(金) 東海大学サテライトオフィスにて
地域連携講座
「東海大学所蔵 古代エジプトコレクション 見学会」
を開催しました。
講師
山花 京子 (東海大学文学部アジア文明学科 准教授)
今回の講座は会場を東海大学湘南校舎の松前記念館に移して、当館で開催中であった「古代エジプト ミニ展覧会」を見学会として実施しました。まず、篠原聰准教授(課程資格教育センター博物館学研究室)より松前記念館の概要と沿革、大学の教育方針などの説明がなされ、その後、本学創設者の松前重義に関連した常設展示の見学が行われました。次に、山花准教授より本大学が所蔵する古代エジプトおよび中近東の考古学資料(パピルス・土器・織物など約6000点所蔵)及び写真資料(1万5000点所蔵)のコレクションについての説明いただきました。引きつづいて山花准教授に解説いただきながら、展示されている実物の遺物を一点一点見て回りました。
「古代グルメ」「人々の顔」「八百万の神」「過去・現在から未来へ」など7章に分かれ展示されている遺物に関する詳細な説明を受け、当時の人々の生活に思いを馳せながら、受講者の皆さんは興味深げに展示物をご覧になっていました。最後に「3D写真撮影プロジェクト」の学生メンバーから、タブレット上での遺物の3D画像の見方を説明いただき、受講者の皆さんは実際にタブレットを操作し、あらゆる角度観察できる遺物を楽しんでいる様子でした。「貴重な古代エジプトの遺物を新しい見方でじっくりと観ることができ、大変贅沢な時間を持てました」などの感想をいただきました。
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