2017年2月21日(火) 東海大学サテライトオフィスにて
地域連携講座
シリーズ「まちの先生」第5回
「ペットのいのちを守ろう! ~我が家の防災の視点から~」
を開催しました。
講師:深谷 美登里 (神奈川県動物愛護推進員・ペット災害危機管理士)
今回で第5回目となったシリーズ「まちの先生」。今回は秦野市南矢名で一級建築士・土地家屋調査士といった建物の専門家としてご活躍されている深谷美登里さんに、「ペットのいのちを守ろう! ~ 我が家の防災の視点から ~ 」と題してお話しいただきました。深谷さんは2匹の犬の飼い主でもあり、ペット災害危機管理士の資格もお持ちです。ペットと災害との関係について日頃から抱いている危機感について広く普及しようと、近隣地域において様々な活動されています。
住まいの安全対策のこと、ウチのコを守るための備蓄品のこと、散歩やちょっとした外出を防災に活かす方法、避難した時の飼い主としての心構えなど住まいの安全対策のこと、ウチのコを守るための備蓄品のこと、散歩やちょっとした外出を防災に活かす方法、避難した時の飼い主としての心構えなど「今日からできる自宅の安全対策」、「ペットの備蓄品」、「普段の散歩を防災に活かす方法」、「被災時の飼い主としての心構え」の4つのテーマに沿って説明いただきました。
ペットの命を守るためには、人と同じように屋内外の両方で危険回避を考えることが重要であるとし、すぐにでも実行できそうな対策方法について解説されました。
備蓄品に関連して、ペット用の食物や薬など、ペットの命にかかわるものや代替品がないものを最優先に準備しておくこと、また災害時の家族の役割や動物の安否確認方法などについて日頃から共有しておくこと、ペットの飼い主同士の交流の中で、いざというときに頼れる関係性を築いておくことなど、ハードとソフト両面に触れながらお話が続きました。
さらに、ペットとの“同行避難”を前提として、もしもの時の状況を想像しながら、ケージの中がくつろげる場所になるように工夫してしつけをしたり、避難所までのルートを考えながら散歩をしたりと、ペットと飼い主双方の“経験値”を高くするポイントについて解説され、ペットとのちょっとした過ごし方にも注目して色々と試してみることの重要性を強調され、最後に「ペットの命を守れるのは飼い主だけ」と割り切る強かさも必要と述べられました。
20名以上の地域住民が受講し、「とてもわかりやすく参考になるお話で、災害時の心得を知ることができました」などの声が寄せられました。
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