2017年5月25日(木) TOAKIクロスクエアにて

「学前夕暮れシアター」

の今年度第1回目を開催しました。

主  催：東海大学文学部広報メディア学科水島研究室
上映作品：「アリエル王子と監視人」

 　昨年度に引き続き今年度も「学前夕暮れシアター」の開催（月に一度）が決定し、5月25日（木）に第1回目が開催されました。当日は、地域の方々や学生など約10名が来場し、学生が選定した日本とタイの国際共同製作の映画「アリエル王子と監視人」が上映されました。

　学前夕暮れシアターは上映作品の調査・選定から借り入れ等の準備を学生が主体となり行っています。今回の上映作品も、学生が選定したもの。まずはじめに水島教授より、夕暮れシアターのコンセプトの説明に続き、「今回上映する作品は、今年度第1回にふさわしい映画だと思います。今の学生がどのような観点で映画を選んでいるか、感じ取っていただけると思います。」と挨拶がありました。その後、主演女優の伊澤恵美子さん、プロデューサーの鈴木智彦さん、パブリシティの岸本悠生さんをゲストに迎え、ミニトークセッションが行われました。学前夕暮れシアターに、女優の方をゲストに迎えるのは今回が初めてということで、役作りや演じる際に意識したことなど貴重なお話を聞くことが出来ました。

　上映が始まると、来場者のみなさんは熱心に鑑賞されていました。熊本を舞台とした、ロードムービーで、お忍びで来日した異国の王子と、王子とは正反対に生きる女性が3日間をともに過ごしていくというストーリーで、それぞれが抱く葛藤や、心の動きが巧妙に描かれた作品でした。
　上映終了後には、今回の映画を選定した学生と水島教授によるトークセッションが行われました。昨年度は“ドキュメンタリー”映画を多く上映してきたため、今回久しぶりとなった“物語”映画の良さなどについて触れられました。また来場者からも今回の作品について感想が述べられ、鑑賞者それぞれの観点も共有しながら、映画の余韻に浸りました。

 　第2回は6月22日(木)に開催です。ぜひご来場ください。

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