2017年7月21日(金) TOKAIクロスクエアにて
地域連携講座
「古代エジプトの謎の物質 ファイアンスを作ろう!」
を開講しました。
本学文学部アジア文明学科の山花京子准教授が講師を務めた地域連携講座「古代エジプトの謎の物質 ファイアンスを作ろう!」。当日は、地域の方9名が受講しました。
古代エジプトには、現代には存在しないファイアンスという物質が存在していました。この物質ははるか昔に製法も失われてしまいましたが、山花先生の研究室ではそのファイアンスの復元。今回は復元したその物質に実際に触れて作品作りが体験できるワークショップ形式の講座となりました。物質の成分や歴史について聴講した後に実際に物質に触れることで、より一層理解が深まったようです。
受講者の方からは、「興味深い、貴重な体験ができた」といった声が聞かれました。山花先生は「このような体験はなかなか出来ません。受講された皆さんは、周りの方に自慢できると思います」と話しました。
また、受講者が成形した作品は焼成し、後日各々の手元へ受け渡されます。成形段階では、薄い緑のファイアンスが焼成すると光沢のある青緑色に変化するとのことで、自ら作ったファイアンスの完成を楽しみにしている皆さんの様子がうかがえました。
1月には、山花先生が担当教員を務めるチャレンジセンターユニークプロジェクトの学生がワークショップを開催する予定です。こちらのワークショップも貴重な体験ができる機会ですので、みなさま奮ってご参加ください。
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