-地域志向・秦野市-学生が神輿渡御の振興・保存に協力しています

2014年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費 採択課題
「地域に学び地域に貢献する情報技術教育システムの構築」
(代表: 高雄 元晴 東海大学情報理工学部情報科学科教授)

の活動報告です。

 

学生が神輿渡御の振興・保存を目的としてイベントに参加しました。

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かつての日本社会では、神輿渡御(みこしとぎょ)が地域の年長者と若者との交流・教育の場として長い間機能してきました。しかし、現代では若者が地域社会から離れることによって、神輿渡御の文化は失われつつあります。本プロジェクトは、若者集団として本学の学生が地域文化を学ぶとともに、本学で習得した情報技術を通じて地域社会の振興に貢献することを目的としています。

本プロジェクトで学生が参加・協力する団体は、湘南キャンパスの近隣地域である秦野市今泉地域の「今泉神社神輿保存会」です。呼びかけに応じて集まった学生5名が、今回は神輿渡御の面白さ・魅力を体験することを目的として、6月29日に横浜市のイセザキ・モールで開催された「横浜開港祭 みこしコラボレーション」に保存会の皆さんと一緒に参加しました。

当日は、本学科の学生たちがプロジェクト代表の高雄教授や保存会の皆さんとともに、早朝から夕方まで神輿渡御の準備、実施、撤収と幅広く積極的に活躍しました。また、神輿の担ぎ手としても初体験ながら威勢のよい掛け声をかけ、一体感を楽しんでいました。

この活動を通じて、学生たちはまず神輿渡御を学び、活動の問題点と改善点を見極め、自分たが習得してきた情報技術や知識を通じて地域に貢献する為の足場とします。

高雄教授は、「保存会会員の方々からは、今回の学生たちの活躍に大いに信頼を寄せていただき、今後もぜひ神輿渡御に参加して、イベントを楽しみながら若い力を発揮してほしいと声をかけていただきました。今後も続けていきたい」と話しました。

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