「学前夕暮れシアター」今年度第4回を開催しました

2018年7月19日(木) TOKAIクロスクエアにて

「学前夕暮れシアター」 第4回を開催しました。

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主  催:東海大学文化社会学部広報メディア学科水島研究室

上映作品:「フラガール」

 文化社会学部広報メディア学科の水島久光教授の研究室に所属する学生たちが主体となり、月に一度開催している「学前夕暮れシアター」。第4回が7月19日(木)に開催されました。地域の方や学生約23名が参加し、学生が選定した映画「フラガール」(2006年制作)が上映されました

 第30回アカデミー賞最優秀作を受賞している本作は、昭和40年代の福島県いわき市の炭鉱町を舞台にした映画です。当時、住民は炭鉱業で生計を立てていましたが、規模縮小に追い込まれ閉山の危機に直面します。そんな中、炭鉱会社の部長が起死回生の町興しとして「常磐ハワイアンセンター」を立ち上げようと決意します。施設の目玉になるハワイアンダンサーを募集するも、集まったのは素人の炭鉱町の娘たち。東京から平山まどか先生を招いて練習が始まりますが、なかなかうまくいきません。出来の悪い生徒たちを教えることに嫌気を感じながらも段々と上達していく彼女たちの姿を見て変わっていくまどか。必死に努力をする娘たちの姿を見て、当初は新事業立ち上げに反対をしていた町の住民たちの心も変わっていきます。紆余曲折を経ながら、常磐ハワイアンセンターが誕生し、成功するまでを描いています。

 上映後のトークセッションでは、東海大学文学部広報メディア学科の水島教授により、いわき市や夕張市における炭鉱業の当時の様子や、実際に死者が出るほど、過酷な労働であったことが来場者に伝えられました。

 来場者の方からは、「笑いあり涙ありのすばらしい映画でした」「すばらしい映画でした」など、様々な声が聞かれました。また、トークセッションに関して「映画に対する理解が深まり、とてもいい時間でした」とのお声もいただきました。

 月に一度開催している学前夕暮れシアターは、入場無料でどなたでもご覧いただけます。次回の上映会は9月20日(木)に開催いたします。皆さまお誘い合わせの上、ぜひご来場ください。

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