2018年11月15日(木) TOKAIクロスクエアにて
「学前夕暮れシアター」 第7回を開催しました。
主 催:東海大学文化社会学部広報メディア学科水島研究室
上映作品:「ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション 真の代償~」
文化社会学部広報メディア学科の水島久光教授の研究室に所属する学生たちが主体となり、月に一度開催している「学前夕暮れシアター」。第7回は、11月15日(木)に開催しました。今回は、ファッション業界の闇に焦点を当てたドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~」(2015年制作)が上映されました。
本作は、私たちが着る衣服をつくる人々、アパレル産業が世界にどのような影響を与えているのか、服を巡る知られざるストーリーに目を向け、「服に対して本当のコストを支払っているのは誰か?」という問題を提起している作品です。この数十年、ファッション業界ではファストファッションが人気となり、大量生産・大量消費が問題化しています。経営者が利益を求めすぎた結果、労働者や全く関係のない地域の人々が大きな代償を被っています。また、衣服をテーマに労働環境や環境汚染の問題を取り上げており、“今、私たちに出来ることは何か”を考えさせられる映画です。
上映後には、恒例となっているトークセッションを開催。来場者を交え、水島先生と学生が感想や意見交換を行いました。水島先生からは「明確な解決策はなく、とても難しい問題ですが、現実を知ることが大切な第一歩です」とお話がありました。来場者の方からは「考えさせられるテーマでした」「沢山の人にこの映画を観てもらいたい」といった感想が聞かれました。
月に一度開催している学前夕暮れシアターは、入場無料でどなたでもご覧いただけます。上映作品などは決まり次第、TOKAIクロスクエアのWEBページにてお知らせいたします。皆さまお誘い合わせの上、ご来場ください。
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