小貫大~2

2014年度 [ 地域志向 ] 湘南キャンパスを開放した多文化保育・子育て支援活動

湘南キャンパスを開放した多文化保育・子育て支援活動

取組代表者

小貫大輔 【教養学部国際学科】
(湘南校舎)

共同取組者

荒木圭子(教養学部国際学科)

取組の概要

湘南キャンパス内の施設及び屋外の自然を開放して、子育て中の近隣住民や外国人住民、教職員に向けた子育て支援の活動を提供することを目的としました。具体的には保育の専門家を囲んで親子で遊ぶ「親子保育の会」を湘南キャンパスで4回開いたほか、秦野市の施設を借りて幼児教育について勉強する1泊2日の合宿勉強会を2回開催しました。また活動の拠り所としたシュタイナー教育の考え方について講演会を1回開催し、講演の後に講師を囲んで忌憚なく話し合う「子育て相談会」も開きました。

小貫大~2
小貫大~1

取組の成果

この活動を通して、近隣の住民の方々と本学の教職員との間で、子どもの教育に関心のある者同士の交流が生まれたことが一番の成果ではないでしょうか。参加者たち同士では、その後も家庭ぐるみのお付き合いが続いています。日本人の参加者とブラジル人の参加者の間では言葉の壁があってなかなか会話ができませんでしたが、ブラジル人家庭の方々は平塚で自分たちの会を立ち上げ、毎週土曜日に親子で公民館に集まるようになりました。家庭間で協力して子どもたちにポルトガル語を教えることを目的としたものですが、シュタイナー教育の考え方を取り入れたいと考えているそうです。 保育士を目指し幼児教育に関心のある本学の学生たちも、活動の手伝いに来てくれることでいい経験を積むことができたと思います。湘南キャンパスには教育学部がないので、卒業後に静岡キャンパスにある短大で資格を取りなおそうという学生もいます。

  • 取組テーマ:大学開放
  • 対象者  :指定なし
  • 取組タイプ:社会貢献
  • 連携自治体:秦野市