「地域志向教育研究経費」採択課題(To-Collaboプログラム)の成果報告会を開催しました
2013年度「地域志向教育研究経費」採択課題の成果報告会を、3月6日に高輪キャンパス2号館大講義室で開催しました。東海大学では平成25年度から文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択された「To-Collaboプログラムによる全国連動型地域連携の提案」の一環として、4計画8事業をテーマに地域連携研究を推進しています。今回の催しは、今年度「地域志向教育研究経費」に採択された19件の研究成果を報告するとともに、地域や学内との連携のあり方を模索するものです。当日は全国各キャンパスから集まった教職員をはじめ、行政関係者や地域住民など約150名が集まりました。
開会に先立ち本学の髙野二郎学長が、「教員や学生が積極的に学外に出て地域の人々と連携し、貢献していくことが求められています。To-Collaboプログラムを通じて、社会的実践力のある人材を育てていきたい」とあいさつ。その後、文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室改革支援第一係の江戸朋子係長が「地(知)の拠点整備事業」の狙いを説明した上で、「東海大学のように全国にキャンパスが広がる総合大学で、全学的に地域連携活動を推進していくのは非常にユニークな試みです。ぜひ成功させてください」と述べました。
その後、「地域デザイン計画」「ライフステージ・プロデュース計画」「観光イノベーション計画」「エコ・コンシャス計画」の4計画、計19件の研究についてそれぞれの代表者が登壇。今年度の活動成果を報告するとともに、「より多くの学生を参加させるためには、どうしたらいいか」「他キャンパスとどのように連携を深めていけばいいか」といった課題や今後の展望などについても語り合いました。
最後に、To-Collaboプログラム運営委員会の委員長を務める山田清志副学長が「本日ご参加いただいた行政関係者や地域の方々からのご意見や感想などを生かし、来年度以降もTo-Collaboプログラムを通じて大学全体の教育改革を進めていきたいと考えています。本日の成果報告会を一つのステップとして、さらに前進して行きましょう」と総括し、閉会しました。