To-Collaboプログラムの教育計画

教育計画の目標

「パブリック・アチーブメント型教育」を推進

本学では2009年に東海大学が社会的な実践力を養うための具体的な教育目標・育成する力として「4つの力」を策定いたしました。 これは本学の教育理念を現代社会に対応させて、分かりやすく表現したものである一方、社会で求められている『学士力』や『社会人基礎力』とも呼応するものです。

4つの力

「4つの力」イメージキャラクター リッキー

「4つの力」イメージキャラクター リッキー

この「4つの力」の実践的教育を推進し、さらに学生の実践的活動を支援する部署として、本学では2006 年度からチャレンジセンターを立ち上げ、既に様々な実績を積んできました。 一方、本学の教育の核となる全学必修科目「現代文明論」などを中心に、文理融合教育の基盤として全学で教養教育を実践してまいりました。 今回の教育改革では地域と連携し、より一層社会で活躍できる人材を輩出するため、従来のサービスラーニングやアクティブラーニング型教育の発展形といえる「パブリック・アチーブメント型教育」を全校舎、全学部で取り入れることにしました。 「パブリック・アチーブメント」とは、立場や状況の異なる市民が社会で共存するためのルールを作り、環境整備を行う市民運動の中で、若者が社会活動を通して民主社会における市民性を獲得していくための実践及びそのための組織と学習プログラムを示します。学生や教職員が社会に出て実際に活動を行い、また地域社会からも学内に市民を迎え入れ、開かれた大学を目指すことで学生はシティズンシップを身につけることができるものです。 このように、本学では全学での教育改革を行い、理論と実践を融合した「パブリック・アチーブメント型教育」によって、全国に共通する課題を解決するための人材の育成を目指します。