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2013年度 [ 地域志向 ] 総合型地域スポーツクラブ「東海大学健康クラブ」に関する市民会員の健康データベースの構築並びに健康・体力づくり運営の充実に関する研究

2013年度 [ 地域志向・概要 ] 総合型地域スポーツクラブ「東海大学健康クラブ」に関する市民会員の健康データベースの構築並びに健康・体力づくり運営の充実に関する研究

取組代表者

沓澤 智子 【健康科学部看護学科 教授】
(伊勢原校舎)

共同取組者

谷口 幸一(健康科学部社会福祉学科 教授)、吉川 政夫(体育学部生涯スポーツ学科 教授)、吉岡 尚美(体育学部生涯スポーツ学科 教授)、松木 秀明(健康科学部看護学科 教授)

取組の概要

  • 研究1:総合型地域スポーツクラブである「東海大学健康クラブ」市民会員(毎年60~80名)の医学的検査項目、体力測定項目、メンタルヘルスに関する質問票調査、栄養調査項目などの2009年から現在までのデータベースを構築し、継続会員には経年変化を示すと共に、総合的に解析した健康度を個々人について解析し、健康指導を行うことを目的とする。

  • 研究2:「東海大学健康クラブ」に関して、今後のクラブと講座の運営の充実を図る目的で、講座参加会員を調査対象に、講座への参加実態、参加会員の健康・体力に関する実態と意識、クラブの運営に対する態度・要望、講座内容や指導に関する評価、指導法やプログラムへの要望等についてアンケート調査(「東海大学市民健康スポーツ大学」に関する調査)を実施し、調査結果の分析検討を行う。

取組の成果

研究1:2009年から2012年度までの4年分の測定データの入力
 体組成、肺機能、骨密度、栄養調査、体力測定、メンタルヘルスに関する質問票調査データを個人毎に連結し、経年変化が評価できるようなファイルの作成このファイルを用い、総合的評価および経年変化の解析を施行予定。

研究2:分析結果から以下の知見が得られた。
 1)参加会員は、参加して得られた健康・運動に関する知識と体験を活用して日常生活を送っている。 講座への参加効果、講座の教育効果は高い。
 2)参加会員の健康度と運動実施率は、2010年に実施した大規模調査による市民の体力・スポーツに 関する結果と比較しても、かなり良好であることが判明した。講座参加により、健康や運動に関して自覚的に取り組んだ結果であると考えられる。
 3)学生補助員の存在と指導が大変に高く評価され、体力トレーニング講座の魅力を高めていた。
 4)指導法やプログラムへの要望では、健康講座の座学については、参加会員の年齢や関心に応えるテーマと講義法で講義をしてほしいとの要望であった。

  • 取組テーマ:スポーツ健康
  • 対象者  :指定なし
  • 連携自治体:伊勢原市

キーワード

アンケート調査, 会員健康データベース, 健康意識