02lifestage-produce

2013年度 [ 地域志向 ] 大学公開市民講座におけるアクティブラーニング導入と講座効果向上のための研究(1)

2013年度 [ 地域志向・概要 ] 大学公開市民講座におけるアクティブラーニング導入と講座効果向上のための研究(1)

取組代表者

高橋 隆男 【情報教育センター 教授】
(湘南校舎)

共同取組者

平野 葉一(文学部ヨーロッパ文明学科 教授)、内田 晴久(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、丸山 有紀子(情報教育センター 准教授)、白澤 秀剛(情報教育センター 講師)、坂田 圭司(情報教育センター 講師)、園田 由紀子(チャレンジせセンター 講師)

取組の概要

09.takahashi 01 スマートフォンで手軽に世界に向けて情報発信できるようになった弊害として、アルバイト学生が会社の信頼を失う情報を発信する事例が多発している。こうした問題を解決するには、学生と企業がお互いの問題点を話し合い、双方が納得のいくセキュリティポリシーを策定することが有効である。また、これは単に大学生に限った問題ではなく、中高校生も含む青少年の問題であり、さらに、多少視点を変えれば一般市民に関わる問題にもなり得る。

 今年度は上記の例を用い、企業や一般市民を含めたアクティブラーニングを導入した公開講座を開催しながら、スマートフォン等の新たなモバイル機器利用のセキュリティポリシー策定のガイドライン作成を目指す。また、こうした例をとおして、学生・市民参加の公開講座の在り方を模索し、次年度以降の活動につなげることを目指す。

取組の成果

 公開講座の予備調査を兼ねて行われた講座において講座前後でアンケート調査を実施した結果、図2のように講座によってSNSの危険性が認識されたことが伺える。一方で、図3や図4からは活発に議論に参加していることや、グループディスカッション自体に集中していることがうかがえる。
 これらの成果を受けて実施する、3月1日実施予定の公開市民講座でも同様の成果が期待される。

09.takahashi 02

  • 取組テーマ:大学開放
  • 対象者  :指定なし
  • 連携自治体:平塚市

キーワード

アクティブラーニング, 教育情報システム, 教育評価