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2016年度大学推進プロジェクト 「エコ・コンシャス計画 環境保全事業」

小学生を対象とした出前授業が行われました

取組代表者

藤野 裕弘 【教養学部人間環境学科 教授】
(湘南校舎)

共同取組者

室田 憲一(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、北野 忠(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、小栗 和也(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、藤吉 正明(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、岩本 泰(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、松本 晃一(伊勢原研究推進部伊勢原研究支援課 職員・NPO法人地域環境ネットワーク)、新倉 啓(付属静岡翔洋小学校教諭)、日比 慶久(教養学部人間環境学科自然環境課程)、竹中 万紀子(生物学部生物学科 准教授)、竹中 践(生物学部生物学科 教授)、河合 久仁子(生物学部生物学科 准教授)、千賀 康弘(海洋学部海洋地球学科 教授)、舟尾 隆(清水教学課 職員)、村田 浩平(農学部応用植物学科 准教授)

小学生を対象とした出前授業が行われました

2016年11月29日(火) 東海大学付属静岡翔洋小学校にて
 

小学生を対象とした出前授業

が開催され、科学クラブ所属の児童ら約30名が参加しました。

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 東海大学付属静岡翔洋小学校の科学クラブに所属する児童を対象に、河川環境について興味・関心を持ってもらうことを目的に、昨年11月22日に行われた出前授業に続いて開催されました。

 今回は「水の汚れと自然の浄化作用」をテーマに、座学と簡易ろ過実験装置を使用した実験を中心に授業が行われました。
 まず、河川の水には自浄作用があることについて学生が説明を行いました。続いて、実際に水が汚れる様子を観察するため、班にわかれて実験が行われました。用意されたペットボトルの水に、2ml、4ml、6ml、8mlの醤油を入れ、それぞれの色の違いを観察しました。今度はその醤油の入った水を簡易実験装置を用いてろ過を行い、ろ過前後での水の色の違いや、りん酸の濃度を測る簡易水質調査キットを用いて色の比較を行いました。最後に実験の結果をまとめ、班ごとに発表。実験の結果を踏まえて、自然の水の浄化作用にも限界があり、普段何気なく使っている水道水にもろ過装置が応用されていることが学生たちから児童へ伝えられ、自然の浄化作用が弱くなることで身近な生活がどうなってしまうのかを考えてもらいました。

 児童からは、「今まで知らなかった自然の水の仕組みを知ることができてよかった」「家の近くの川の水もろ過をして実験してみたい」などの感想が寄せられ、普段の授業ではなかなか体験できない貴重な時間を通して、自然環境への理解や関心が深まった様子でした。

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参加者の声

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東海大学付属静岡翔洋小学校のHPでも紹介されています。

  • 取組テーマ:環境保全
  • 対象者  :こども
  • 連携自治体:札幌市南区、伊勢原市、平塚市、秦野市、清水市、南阿蘇村