生物観察会「五感を使って川を感じよう」
が開催され、関係者、参加者合わせて約30名が参加しました。
2015年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費採択課題「世代間共生にむけた環境NPOとの連携による環境教育の実践と検討」(代表: 藤野 裕弘 教養学部人間環境学科自然環境課程教授)の活動の一環として行われたイベントです。
今回は、今後地域の小学校などの授業で活用することを念頭に、ゲーム性を持たせることやネイチャーゲームの要素を取り入れての開催となりました。
まず、イントロダクションとして、参加者に川のイメージについて挙げてもらい、事前に準備していた今回観察する川とは異なる川の映像や動画などを見て、川について考えていただきました。そして、参加した子どもたちに川から連想するキーワードをあげてもらい、ワークシートに記述していただきました。
川へ実際に赴いてからは、ネイチャーゲームの要領で、石積みゲームを実施しました。親子で協力し、川辺の石を制限時間内に積み上げた高さで競いました。それから、各親子に分かれて生物採取を行いました。採取に際しては、事前に採取できる生物にポイントを割り振っておき、その生物を採取できるかどうかチャレンジしてもらう形を取りました。そして、採取した生物について説明を行いながら、ポイントを割り振った生物が採取できたか確認を行いました。また、「子どもたちから見る川」を確認するため、防水インスタントカメラを使用し、子どもたちに川を自由に撮影してもらいました。
川でのゲーム・採取・観察を終えると、最初に記述してもらっていたワークシートを再度作成してもらい、このワークシートを記述した枚数が最も多かったチームを優勝としました。石積みゲームからワークシートまでの合計ポイントが最も高かったチーム(子ども)を『川マスター』として賞状を贈呈しました。
参加者からは「普段あまり川に関心がなかったが、今回川に触れ合うことができとても新鮮だった。」「川に住んでいる生物を知ることができてよかった。」とのコメントが寄せられました。
たくさんのご参加ありがとうございました。