2018年7月29日(日) 東海大学湘南キャンパスにて
「彫刻を触る☆体験ツアー2018」(第1回)
が開催されます。
本学課程資格教育センターでは、2014年度からTo-Collaboプログラム(※)の一環として「文化芸術の保存と活用」というテーマのもと、「彫刻を触る☆体験ツアー!!」を実施してきました。今年度も、神奈川県高校生インターンシップとの連携イベントとして実施します。
今回メンテナンスを行う彫刻作品は、湘南キャンパス内に設置されている、長崎の「平和祈念像」で有名な彫刻家・北村西望の作品「松前重義博士胸像」、「長崎26殉教者記念像」などの作品を遺した日本を代表する彫刻家・舟越保武の作品「山田守胸像」と「星を仰ぐ青年の像」の3体を予定しています。また、「世界にさわる」展などをプロデュースした全盲の広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館)によるミニレクチャーも予定しています。
メンテナンスの語源には「手で保つ」という意味があります。この作業は、実は彫刻を楽しむ絶好の機会でもあります。作品を間近で見て、凹凸や造形の流れをカラダで感じてみませんか?普段は経験できないかたちで彫刻と向きあうことができます。湘南キャンパス内に設置されている屋外彫刻作品のメンテナンス作業を実際に体験してみませんか?
2018年7月29日(日) 13:00~16:00 ※開始時刻が変更となっておりますので、ご注意願います。
雨天延期
延期の場合は再度、日程を掲載します。
10:00 | オリエンテーション(自己紹介、スタッフと挨拶、バックヤードツアー) 専門家によるレクチャー(彫刻メンテナンスの意義と作業の流れについて) |
11:00~12:00 | 松前重義胸像、山田守胸像のメンテナンス |
12:00~13:00 | 休憩 |
13:00~13:30 | 広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館 准教授)による触察レクチャー |
13:30~15:30 | 山田守胸像、星を仰ぐ青年の像メンテナンス |
15:30~16:00 | 振り返り、アンケート記入 |
ブロンズの劣化には着色層の塗料の退色や、地金の露出による錆の発生などがあります。
彫刻メンテナンスの流れは、大まかに以下の通り3つです。
① 彫刻を洗う
② ワックスを塗る
③ みがいてツヤを出す
実際には、作業前の現状を記録するための目視観察や、ワックスを塗布した後に光沢調整や撥水テストを行うなど6つの工程がありますが、今回の彫刻を触る☆体験ツアーでは、基本的な3つの工程を体験いただけます。
各回20名まで(見学は自由です)
主に小・中・高校生および地域の方々が対象
無料
※ 参加希望の方は当日会場へお越しください。
東海大学湘南キャンパス内 松前記念館
〒259-1292神奈川県平塚市北金目4-1-1
詳しいアクセス方法については、こちらをご覧ください。
(東海大学オフィシャルホームページ「湘南キャンパス案内」へジャンプします)
東海大学 課程資格教育センター
担当:篠原 聰
電話:0463-58-1211 (内線:3178/2135)
Mail:ss062876@tsc.u-tokai.ac.jp
皆様のご参加をお待ちしております。
昨年度、To-Collaboプログラムの一環として実施した様子はこちらから↓
「彫刻を触る☆体験ツアー!!」を実施しました
※To-Collaboプログラムについてはこちら↓
2017年度To-Collaboプログラム 大学推進プロジェクト
「観光イノベーション計画 文化・芸術事業」(代表:篠原 聰 課程資格教育センター 准教授)