望星丸洋上セミナー「駿河湾ワクワク洋上散歩」
~駿河湾の不思議をさぐる~
が開催され、学内外より約100名が参加しました。
本イベントは、2016年度To-Collaboプログラム 地域志向教育研究経費採択課題 「洋上キャンパス-望星丸洋上セミナー」(代表:千賀 康弘 海洋学部海洋地球科学科 教授)の活動の一環として行なわれるものです。
静岡県在住、在勤、在学の一般市民を対象に、東海大学の海洋調査研修船「望星丸」に乗船して水深1500mに達する駿河湾中央部まで航行。洋上で海洋学部の教員や学生による解説や海洋観測などを行い、参加者の皆さんに、身近でありながらあまり知られていない駿河湾の特徴を実際に見て、知っていただくことを目的として2013年度から毎年実施しており、今年で4回目となりました。
当日は多数の応募者の中から抽選で選ばれた一般市民58名が、海洋学部の教職員や学生スタッフとともに清水港鉄道岸壁から望星丸に乗船。駿河湾を舞台に船内見学ツアーを行ったほか深海生物用の特殊なネットで採集されたプランクトンを観察しました。参加者からは、「望星丸の操舵室の見学では、コンパスやレーダーなどたくさんの機械を見ることができました。そのほかにも日ごろできない経験ができたので、参加してよかった」「プランクトンは小さくてとてもかわいかった」と話していました。
上記課題の代表を務める千賀教授は「地域連携の推進には、大学を理解していただくことがまず第一歩だと考えています。望星丸による洋上セミナーは最も効果的に海洋学部を理解していただく方法であり、今回の洋上セミナーに乗船された方々には、海洋学部の教育や研究内容を理解していただく機会になったのではないかと思います。」と話していました。