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2017年度大学推進プロジェクト「エコ・コンシャス計画 エネルギー・ハーベスト事業」

2017年度大学推進プロジェクト・概要 「エコ・コンシャス計画 エネルギー・ハーベスト事業」

取組代表者

福田 紘大 【工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻 准教授】
(湘南校舎)

共同取組者

木村 英樹(工学部電気電子工学科 教授)、田中 博通(海洋学部環境社会学科 教授)、清田 英夫(基盤工学部電気電子情報工学科 教授)、冨田 恒之(理学部化学科 准教授)、長谷川 真也(工学部動力機械工学科 准教授)、高橋 俊(工学部動力機械工学科 准教授)

取組の概要

 本事業では、地域の子供たちや住民を対象とした環境・エネルギー啓発教室および研究会を開催することで、本学で研究・開発を行っている最先端のエネルギー技術を紹介するとともに、地域の方々と一緒にエネルギーについて考え、議論する機会を作り、将来自分たちが暮らす地域のエネルギー供給についても考える。さらに、本学が進めるパブリックアチーブメント型教育の一環として、学生が地域のエネルギー問題の解決策を地域住民と一緒に考える場を設ける。

取組の成果

 ソーラーカー、熱音響機関、越波式波力発電を中心とした本学発の創エネ・省エネ技術を広く社会に公開するとともに、地域住民と将来どのようにエネルギーを生み出し有効に活用していくべきかを一緒に考える機会を創生する活動を行ってきた。
 11月に熊本校舎にて創エネ・省エネ技術に関するシンポジウムを開催し、地域住民や自治体担当者、市民団体の代表者、エネルギー関連の研究者、本学教員・学生等様々な立場の参加者が直接話し合うことができ、再生可能エネルギーや省エネ技術の今後の発展と可能性、将来のエネルギー社会のあり方、再生可能エネルギーや省エネ技術の利用の仕方や普及について等、幅広い内容について議論する貴重な機会となった。
 また、各校舎で行った各種の展示活動、小学生向けの理科教室、子どもから大人までを対象とした数多くの講演に加え、10月に湘南校舎で開催されたTOKAIグローカルフェスタにも参加し、地域の方々に本学のエネルギー関連の研究を紹介するためのデモ実験や講演を行った。これらのイベントを通じて、それぞれの校舎の教職員・学生と地域住民とが直接交流し議論することにつながり、さらに、準備・運営から展示活動にいたる様々な活動に協力した学生にとっても、再生可能エネルギーについて改めて考えるきっかけとなり、教育面でも意義があったと考えられた。

エネルギー・ハーベスト

  • 取組テーマ:エネルギー・ハーベスト
  • 対象者  :指定なし
  • 連携自治体:平塚市、秦野市、大磯町、静岡市清水区、熊本市