取組の概要
補助期間最終年度にあたり、各校舎の特性や特徴を活かし、地域住民と大学の交流を促す「地域連携デー」等の定着を図ることを目的に、全国に点在する6つの校舎キャンパスが連携しながら大学開放事業を推進する。湘南校舎は「グローカルフェスタ2017の開催」、札幌校舎は「南沢ラベンダー祭の開催」、高輪校舎は「子ども教育支援事業」、代々木校舎は「地域連携イベントの開催」、清水校舎は「洋上セミナーの開催」、九州キャンパスは「世界一行きたい科学広場 in 熊本」を開催テーマに、各校舎が独自に進める既存の取組みを活かし集約することで、東海大学の地域連携のWAVEを対外的に広くアピールしながら、学内の教職員・学生が一体となりシティズンシップ教育の基盤を形成する。
取組の成果
2016年度地域志向教育研究経費の取組みも含め、各校舎の特色を生かす取組みを束ね、全国連動型の体制で推進した。湘南校舎においては「TOKAIグローカルフェスタ」、代々木校舎は「スマイルよよぎプロジェクト」、高輪校舎は「たかなわ子どもカレッジ」、清水校舎は「望星丸洋上セミナー」、熊本校舎は「世界一行きたい科学広場in熊本」、札幌校舎は「南沢ラベンダーまつり」と、各校舎それぞれの特色や資源を生かすテーマを掲げ、地域住民の参加を積極的に促す取組みを行った。
大学開放事業は、地域住民の参加を前提とする地域密着型の活動が特長であり、各校舎の学部や施設等の特色や資源を生かすことが望まれる。その意味で大学開放事業は本学そのものの魅力をアピールすることにつながり、周辺地域の自治体や自治会、地域住民の期待に応える内容が求められる。また、各校舎へ地域住民に開放する“地域連携デー”の開催を求めたこともあり、それぞれの校舎において教職員・学生と地域住民との交流が促される結果となった。総じて周辺地域の自治体や自治会、地域住民から取組みの継続が期待される結果につながったことが何よりの成果である。