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2016年度大学推進プロジェクト 「エコ・コンシャス計画 環境保全事業」

高崎経済大学の「生物観察会」を視察しました

取組代表者

藤野 裕弘 【教養学部人間環境学科 教授】
(湘南校舎)

共同取組者

室田 憲一(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、北野 忠(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、小栗 和也(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、藤吉 正明(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、岩本 泰(教養学部人間環境学科自然環境課程 准教授)、松本 晃一(伊勢原研究推進部伊勢原研究支援課 職員・NPO法人地域環境ネットワーク)、新倉 啓(付属静岡翔洋小学校教諭)、日比 慶久(教養学部人間環境学科自然環境課程)、竹中 万紀子(生物学部生物学科 准教授)、竹中 践(生物学部生物学科 教授)、河合 久仁子(生物学部生物学科 准教授)、千賀 康弘(海洋学部海洋地球学科 教授)、舟尾 隆(清水教学課 職員)、村田 浩平(農学部応用植物学科 准教授)

高崎経済大学の「生物観察会」を視察しました

2016年8月12日(金) 利根川水系烏川にて
 

高崎経済大学「生物観察会」

が開催され、学生2名と職員1名が視察に参加しました

 この視察は、上記環境保全事業で行っている「川の勉強会」の今後の展開を検討し、情報交流を深めることを目的に行われました。高崎市主催で高崎経済大学の飯島明宏准教授が実施する生物観察会は、水生生物と水質に特化した内容になっており、また小学校単位で実施されているもの。小学校教員が参加することもあり、子どもたち側・主催側双方が安心して実施できる体制が整えられていました。水生生物を採取するカップを上手く活用していたり、子どもたちが採取してきた生物の分類・選別に徹する役割の教員が配置されるなど、スムーズに採取・観察を行うための工夫が凝られていました。「中・下流域の生物と上流域の生物の違いなどについて事前に子どもたちに考えさせる時間も十分に設けられており、また子どもたちの発言や思考を引き出す構成のガイドが用いられているなど、我々の取り組みには足りないものも多く見出すことができた」と上記事業の共同取組者の松本晃一さんは話しています。

 視察後に行ったヒアリングでは、「広い規模での参加者の獲得」という課題について、同生物観察会も広く周知することについては非常に難しさを感じているようで、今後、良い方法を見出すための情報交換ができればとの回答をいただきました。また、環境への意識や興味が低い方々の参加獲得については、「積極的な参加者がコアとなり、地域や各々のコミュニティーに参加の輪が広がっていくという側面も強化したい」など、共通した問題点についても議論が交わされました。

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  • 取組テーマ:環境保全
  • 対象者  :教職員, 学⽣
  • 連携自治体:札幌市南区、伊勢原市、平塚市、秦野市、清水市、南阿蘇村