「東海大学健康クラブ・市民健康スポーツ大学」の開講式を行いました
2016年6月4日(土)伊勢原キャンパスにて
連続講座「平成28年度東海大学健康クラブ・市民健康スポーツ大学」の開講式
を行いました。
同市の広報を通じて募集した結果、50代から70代の83名(継続39名、新規44名)の受講が決定し、式には約80名が参加しました。
同市の広報を通じて募集した結果、50代から70代の83名(継続39名、新規44名)の受講が決定し、式には約80名が参加しました。
この講座は、東海大学と伊勢原市との協定に基づく提携事業の一つとして、市民の健康や体力の増進を目指して2009年度に開講し、近年は、「To-Collaboプログラム」の一環として実施しています。今年度は本プログラムの大学推進プロジェクト「ライフステージ・プロデュース計画 スポーツ健康事業」として開講。健康科学部と体育学部の教員らで構成する「東海大学健康クラブ」のメンバーを講師に、栄養学や生活習慣病、認知症予防、社会保障制度などの講義や体力づくりのトレーニングなど72回にわたる講座を開くものです。
開講式では、はじめに東海大学健康クラブ会長の沓澤智子教授(健康科学長)が登壇。「皆さんの探究心がこの講座を育てます。一生懸命サポートしますので、ぜひ最後まで続けてください」とあいさつしました。続いて伊勢原市の髙山松太郎市長が、「東海大学の先生方の協力を得ながら市民の皆さんの健康づくりを支援したい。ぜひこの講座を活用するとともに、積極的に広めてください」と受講者を激励しました。最後に、中心となって本プログラムを運営している健康科学部の谷口幸一教授が、講座の主旨や概要、これまでの経緯などを説明しました。
式典終了後は、運動と健康に関する講義と参加者の親睦を図るためのレクリエーションを実施しました。本学大学院体育学研究科修士課程の修了生で、現在、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士後期課程に在籍している位髙駿夫さんが、「運動の必要性を理解する」をテーマに講演。加齢に伴い筋肉量が減少するサルコペニアについて説明し、「目標を持って楽しみながら筋肉を鍛えましょう」と語りました。また講義の合間には、大学院体育学研究科の岡本尚己さんが、レクリエーションを指導。参加者は数名のグループに分かれて自己紹介をした後、頭と体を使うゲームに挑戦したほか、簡単なストレッチを学びました。また、講義終了後は会場を移して懇親会を行い、親睦を深めました。
昨年度に続き2回目の受講という男性は、「会場の5階まで階段を使いました。ほとんど息切れせずに登れるようになったのは、1年間スポーツ大学に通った成果かもしれません」と笑顔を見せました。また、運動をしたくても一人では続かないと思い受講を決めたという女性は、「運動が必要な理由や筋肉の役割について科学的に説明していただき、大変勉強になりました。楽しみながら最後まで続けたい」と意欲をみせていました。
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