「TOKAI芸術シニアアカデミー」を開催しました
2015年11月7日(土)~11月28日(土)まで、東海大学湘南キャンパス10号館・13号館にて、大学で学ぶ、芸術を学ぶ「TOKAI芸術シニアアカデミー」を開催しました。
これは2015年度To-Collabプログラム大学推進プロジェクト「大学開放」(代表:池村 明生 東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程教授)の活動の一環として、教養学部芸術学科が主催したイベントです。11月の土曜日を利用して、昨年と同様の講座形式で50歳以上のシニアの方々を対象に実施。今年は芸術学科3課程の特徴を活かした音楽・美術・デザインの3講座を開講。のべ21名の受講生を迎え、各講座とも4回のプログラムを行いました。
音楽講座では、「イスタンブールの音楽、今昔-トルコへの誘い-」をテーマに、イスタンブールの歴史的背景と音楽文化を紹介。美術講座では「絵画から彫刻へ」をテーマに、学生モデルの頭部を中心としたデッサンと粘土による塑造作品を制作しました。
デザイン講座では、「デジタル写真の新たなプリント実験」をテーマに、レーザーカッターを用いて写真画像をアクリル板や金属板に彫込む新しいプリント手法の実験を試みました。受講生は皆、募集に際して受講希望の思いを綴っていたこともあり、授業中は真剣そのもの。各講座を担当した教職員からも口々に「熱心で真剣な受講姿勢に感心させられた」とのコメントが飛び出していました。
最終日11月28日の修了式にはほぼ全員の受講生が出席し、一人ひとりに講座担当教員から修了証が渡されました。また各講座を代表して感想を述べていただいた受講生からは「大学に通う楽しさをあらためて実感するとともに、毎回、教員の方々に温かく迎えていただき、親切丁寧に指導いただけたことに感謝したい」と話されていました。
なお今回の講座終了に伴い、12月8日から12日まで、東海大学前駅のロータリーにある東海大学サテライトオフィス・地域交流センターにおいて『大学で芸術を学ぶ ―東海大学 芸術シニアアカデミー報告展―』を開催し、各講座で制作した受講生の作品や受講の様子を紹介しました。
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