171015 youzyou seminar

2017年度大学推進プロジェクト 「ライフステージ・プロデュース計画 大学開放事業」

「東海大学『望星丸』洋上セミナー2017 深海魚を探せ!~深めよう 海と人の絆~」を開催しました

取組代表者

池村 明生 【教養学部芸術学科 教授】
(湘南校舎)

共同取組者

梶田 佳孝(工学部土木工学科 教授)、磯部 二郎(教養学部芸術学科音楽学課程 教授)、斉木 ゆかり(国際教育センター 教授)、岡田 工(現代教養センター 教授)、篠原 聰(課程資格教育センター 准教授)、藤野 裕弘(教養学部人間環境学科自然環境課程 教授)、福田 紘大(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻 准教授)、大形 利之(国際文化学部国際コミュニケーション学科 教授)、植田 俊(国際文化学部地域創造学科 助教)、網野 真一(生物学部生物学科 教授)、平木 隆之(国際文化学部国際コミュニケーション学科 教授)、服部 正明(国際文化学部地域創造学科 教授)、崔 一英(高輪教養教育センター 教授)、渡辺 晴美(情報通信学部組込みソフトウェア工学科 教授)、小村 和彦(情報通信学部経営システム工学科 准教授)、程島 奈緒(情報通信学部情報メディア学科 准教授)、福原 雅朗(情報通信学部組込みソフトウェア工学科 講師)、田丸 智也(高輪教養教育センター 准教授)、田中 紀代子(高輪教養教育センター 講師)、星野 祐子(情報通信学部情報メディア学科 講師)、福﨑 稔(熊本教養教育センター 教授)、遠藤 晃弘(観光学部観光学科 講師)、岩橋 伸行(観光学部観光学科 教授)、川崎 一平(海洋学部海洋文明学科 教授)、砂原 俊之(海洋学部航海工学科海洋機械工学専攻 教授)、占部 正承(清水教養教育センター 教授)、小松 大祐(海洋学部海洋地球科学科 講師)、土井 航(海洋学部水産学科 准教授)、村上 祐治(基盤工学部電気電子情報工学科 教授)、鳥居 徹也(基盤工学部医療福祉工学科 准教授)、村田 浩平(農学部応用植物科学科 教授)

2017年10月15日(日) 
静岡市清水区の巴川河口の岸壁を発着点として、
東海大学の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)を用いた

東海大学「望星丸」洋上セミナー2017
「深海魚を探せ!~深めよう 海と人の絆~」

を開催しました。

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 本イベントは、2017年度To-Collaboプログラム 大学推進プロジェクト「ライフステージ・プロデュース計画 大学開放事業」(代表:池村 明生 教養学部芸術学科 教授)の活動の一環として行なわれたものであり、海洋学部が主催し、静岡市と静岡市教育委員会の後援をいただきました。

 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択されている「To-Collaboプログラム」の一環で2013年度から毎年実施している催しであり、静岡県に在住・在勤・在学の方々が望星丸に乗船して駿河湾を巡ることにより、その特徴や魅力、本学部の教育と研究内容について理解を深めてもらうことを目的としています。5回目となった今回は、過去4年間で最も人気の高かった深海魚をテーマに設定。学校法人東海大学建学75周年記念事業として開催しました。

 当日は、静岡県内の中高生とその保護者など一般市民60名が参加。船内で開講式を行ったあと出港し、学生が深海生物採集用の「IKMTネット」について説明しました。続いて班に分かれてブリッジを訪ねた後、甲板に出てIKMTネットを投入する様子を見学。船内に戻ってからは「ロープワーク体験」や水槽に着色した液体を流して海の流れの仕組みを学ぶ「深層水を作れ」などといった体験プログラムを実施しました。

 午後にはIKMTネットを引き上げ、ビーカーやシャーレなどに入れた深海生物を松浦弘行准教授と高見宗広非常勤講師が一つひとつ手に取って解説。シギウナギやセンハダカといった深海魚から、サクラエビやオキヒオドシエビ、ヒラタカムリクラゲ属の1種といった深海のプランクトンまでさまざまな生物を紹介し、参加者たちは興味深く観察しながら写真を撮っていました。最後に修了式を行い、本学部副学部長の川崎一平教授が、「今回のセミナーを開催するにあたり、多くの方からご支援やメッセージをいただきました。今日はあいにくの雨でしたが、多くの方に海の魅力を感じていただけたと思います」とあいさつ。最後に、参加者全員に修了証を手渡しました。

 参加した中高生からは、「生きている深海魚を見たり、触ったりすることはなかなかできないのでとても面白かったです」「船や海に興味があり、水産系の高校で学んでいます。深海魚は授業では習わないので学べることが多く、もっと勉強したいと感じました」といった声が上がり、保護者からは、「近所に住んでいるので望星丸はよく見ていましたが、実際に乗船したのは今回が初めてです。子どもたちにとってとてもいい経験になりました。大学がこのような機会を設けてくれるのはありがたい」といった感想が聞かれました。

プレゼンテーション1

たくさんのご参加ありがとうございました。

◇To-CollaboプログラムのFacebookページはこちら

  • 取組テーマ:大学開放
  • 対象者  :指定なし, 地域住民, こども
  • 連携自治体:平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、札幌市南区、東京都港区、静岡市清水区、熊本市、南阿蘇村