「南沢かんじきウォーキング ―四季折々(冬)の身近な自然と運動を楽しもう!―」が開催されました
「南沢かんじきウォーキング ― 四季折々(冬)の身近な自然と運動を楽しもう!―」
が開催され、地域住民ら15名が参加しました。
環境豊かな札幌市南区南沢地区を舞台に、身近な冬山・林を散策しながら樹木などに親しみつつ、雪中をウォーキングすることで心身ともに「健康」となることを目的に開催されました。
当日は、木製の輪かんじきを履き、東海大学札幌キャンパス内にある「光風園」を散策。春から秋にかけては歩くことのできない場所に踏み入ることができたり、高く積もった雪のおかげで高い位置から樹木を間近で観察することができたりと、この時期ならではの楽しみ方を満喫しました。また、雪の中を歩くことで、普段の生活ではなかなか得られない負荷をかけた運動ができ、まさに冬の自然と運動を楽しむウォーキングとなりました。
今回講師としてお招きした樹木の専門家である孫田敏さんには、ウォーキングをしながら冬の木々の様子などについて解説いただきました。冬季間の木の活動や植生に関する詳しいお話に、参加者は真剣に耳をかたむけていました。「他の季節にも樹木を観察してみたい」「南区の他の場所でも実施してほしい」「普段の生活の中にも運動を取り入れたい」といった声が寄せられ、次回開催への期待や自身の取り組みへのモチベーションの高まりが感じられました。また、孫田さんからは「他の季節、他の場所でも実施してみたい。樹木以外の専門家の先生もお呼びして、内容に深みをもたせて実施してみたい」といった感想が寄せられました。
本イベントを担当した植田 俊助教(国際文化学部地域創造学科)は「講師の先生や参加者のみなさんの感想にもあるように、活動そのものの“継続性”と場所やテーマなどの“多様性”をもったイベントになるよう今後も活動を続けていきたいと思います。雪深く寒さ厳しい冬の屋外でも、十分に楽しみながら運動量も確保できる活動を気軽に体験できるということを参加者に知っていただけたようで良かったです。また、スポーツという分野に生物多様性・自然環境保護といった観点を取り入れることが今回の課題でもありました。札幌キャンパスの国際文化学部と生物学部の強みをコラボさせながら、スポーツと他分野との融合による活動を積極的に進めていきたいです」と話しています。
たくさんのご参加ありがとうございました。
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