人生を語る会1_525

2017年度大学推進プロジェクト「ライフステージ・プロデュース計画 スポーツ健康事業」

-大学推進・伊勢原-健康科学部の授業で、市民と学生が世代間交流グループワークを行いました

取組代表者

沓澤 智子 【健康科学部看護学科 教授】
(伊勢原校舎)

共同取組者

谷口 幸一(健康科学部社会福祉学科 教授)、松木 秀明(健康科学部看護学科 教授)、池内 眞弓(健康科学部看護学科 准教授)、岩本 敏志(健康科学部看護学科 助教)、浦野 哲哉(医学部医学科基礎医学系 教授)、森屋 宏美(健康科学部看護学科 講師)、城生 弘美(健康科学部看護学科 教授)、三田 信孝(体育学部生涯スポーツ学科 教授)、石井 直明(スポーツ医科学研究所 教授)、西﨑 泰弘(医学部医学科基盤診療学系 教授)、柴田 健雄(医学部医学科基礎医学系 講師)、植田 俊(国際文化学部地域創造学科 助教)、中西 健一郎(国際文化学部地域創造学科 准教授)

2017年6月27日(火)と7月4日(火) 伊勢原キャンパスにて
 

「市民と学生が人生の課題と生活の疑問について語る―世代間交流グループワーク―」

が開催されました。

 この取組みは、2017年度To-Collaboプログラム 大学推進プロジェクト「ライフステージ・プロデュース計画 スポーツ健康事業」(代表:沓澤 智子 健康科学部看護学科 教授)に掲げた「学生と市民との世代間交流活動」の一環として、1年次生から4年次生を対象とした選択科目「地域保健福祉活動論」の授業で取り組んでいるものです。

 6月27日は「人生の課題」について、7月4日は「生活上の疑問や悩み」をテーマにグループワークを実施。本学部社会福祉学科の谷口幸一教授が約20年前に立ち上げた『老い』について考えるグループ「エイジング・ソサエティー(AS)研究会」に所属する60代から70代の伊勢原市民(市民会員)と健康クラブのOB会「楽遊会」の会員ら計10名が協力し、1年次生を中心とした履修生77名が5班に分かれて意見を交換しました。

 27日の授業では学生たちが、「人とうまく付き合う方法とは」「他人のために役に立つためにどうすればよいか」「将来の目標が定まらない」「後悔しない人生とは」など、市民会員に聞きたいことや語り合いたいテーマを発表。これに対して市民会員が自身の経験を踏まえて意見を述べ、学生とディスカッションしました。終了後は、各グループの学生代表が各班の意見を総括して発表。最後に市民会員一人ひとりが感想を語り、「やりたいことを精一杯やって充実した学生生活を送ってください」「自分の考えを持って多くの人と話すことが自分の世界を広げます。出会いを大切にして大学生活を楽しんでほしい」などと、学生たちに励ましの言葉を送りました。

 学生たちは、「質問に丁寧に答えていただくだけでなく、学生の意見を聴きながら進めてくださったので、深い議論ができました」「他の学生の悩みに対する回答の中に、自分の生活に生かせるヒントがたくさん見つかりました」「“過去は変えられないが未来は変えられる”という言葉が印象に残りました。目標に向かって『今』を大切に過ごしたい」などと感想を話していました。

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  • 取組テーマ:スポーツ健康
  • 対象者  :指定なし, 地域住民, 学⽣
  • 連携自治体:平塚市、伊勢原市、秦野市、札幌市南区