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2017年度大学推進プロジェクト 「地域デザイン計画 ブランド創造事業」

「地元の素材でつくる工作ワークショップ 札幌軟石でつくろう!」が開催されました

取組代表者

後藤 慶一 【海洋学部水産学科 教授】
(清水校舎)

共同取組者

池村 明生(教養学部芸術学科デザイン学課程 教授)、松田 靖(農学部応用植物科学科 准教授)、村田 達郎(農学部応用植物科学科 教授)、安田 伸(農学部バイオサイエンス学科 准教授)、黒田 泰弘(工学部生命化学科 准教授)、植田 俊(国際文化学部地域創造学科 助教)、中尾 紀行(国際文化学部デザイン文化学科 教授)、平野 庸彦(札幌事務課企画調整担当職員 地域コーディネーター)

2017年11月26日(日) 東海大学札幌キャンパス 国際交流会館2階マルチメディアラウンジにて
 

「地元の素材でつくる工作ワークショップ
 札幌軟石でつくろう!
 ー札幌景観色を知ってるかい?ー」

が開催され、学生や教員、地域住民ら約120名が参加しました。

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 北海道・札幌の開拓に注力した人々を衣食住の「住」から支えた歴史を持つ札幌軟石を、現代の札幌を代表する新たな「ブランド」の一つとして確立するべく、その価値や情報を広く発信することを目的に、札幌市が積極的な活用を推奨する「札幌景観色」とコラボレーションして、軟石の工作ワークショップイベントを開催しました。当初は50名の定員で募集していましたが、反響が大きく、急遽2部制で100名の方々に参加いただける形に変更しての開催となりました。

 講師を務めていただいた「軟石や」主宰の小原恵さんには、札幌軟石の歴史や特徴、札幌景観色のユニークさ(ネーミング、発色)などについてレクチャーいただき、参加した多くの子どもたちも真剣な眼差しで聞き入っている様子がとても印象的でした。札幌を代表する「地元素材」について、あらためて情報を発信する良い機会となりました。

 ワークショップでは、実際に軟石や塗料を手に取り工作を行いました。和やかな雰囲気の中、参加者は思い思いのデザインを石に施し、作品づくりに挑戦していました。あいにくの天気でしたが、参加者からは「札幌軟石の魅力を知ることができた」といった好意的な感想を多くいただくことができました。また、当日の準備などに携わった本学の学生たちからは「大学のある地域にこんな素材があることを知らなかった」「参加者の方々と触れ合うことができて楽しかった」といった感想が寄せられました。

 本イベントを担当した植田 俊助教(国際文化学部地域創造学科)は「札幌景観色について知らない方々が多く、軟石と合わせて発信・周知できたことは大きな成果であったと思います。街を歩く際、軟石や景観色に気を向けてもらえるきっかけとなり、各地で同様の取り組みや活動が生まれてくるならば更なる成果といえるだろう」と話しています。

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たくさんのご参加ありがとうございました。

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  • 取組テーマ:ブランド創造
  • 対象者  :指定なし, 地域住民
  • 連携自治体:平塚市、静岡市、札幌市、南阿蘇村